miwa、最新作『We are the light』に込められたメッセージのすべてを語る


「がむしゃらに音楽をやりたい」みたいな。シンプルに言うと「とにかく音楽をやりたい」っていう、そんな気持ちでしたね


「いい曲ができてる気がする」「これはいい曲なんじゃないか」っていうモードで突っ走ることは大事だなと思いましたね。曲に対するモチベーションが上がっていって、そのスピードもジェットコースターみたいだったし、「すごいなあ」って


知らない人に心を開いたりするのが苦手だし、人の前で鼻歌も歌えないぐらいの人間だから。そういう恥ずかしさを少し開放して「他の人とモノを作ってみる」っていうところに行けたのは勇気になった


この世界に本当の意味での独りぼっちなんてなくて、どんなに真夜中でも明かりはついていて、それは誰かがどこかで生きている証だと思うんですよね。意図してなくても誰かの希望になることもあるし、それを信じたいなと思って


自信がなくても、胸を張って「生まれ変わっても、また私になる」って決められるかは、この時の私にとってはすごく大事なことだったと思います。そんな自分になりたいし、そんな自分に音楽をやっていてほしいと思うし、そんな音楽を聴いてくれる人に届けたい。そういう思いでした



『ROCKIN'ON JAPAN』2017年12月号
別冊 欅坂46・平手友梨奈