『アイアン・メイデン:フライト666』が映画化!

  • 『アイアン・メイデン:フライト666』が映画化! - 『SOMEWHERE BACK IN TIME』

    『SOMEWHERE BACK IN TIME』

  • 『アイアン・メイデン:フライト666』が映画化! - 『アイアン・メイデン:フライト666』hoto by John McMurtrie (C)Iron Maiden Holdings Ltd.Ltd.

    『アイアン・メイデン:フライト666』hoto by John McMurtrie (C)Iron Maiden Holdings Ltd.Ltd.

  • 『アイアン・メイデン:フライト666』が映画化! - 『SOMEWHERE BACK IN TIME』
  • 『アイアン・メイデン:フライト666』が映画化! - 『アイアン・メイデン:フライト666』hoto by John McMurtrie (C)Iron Maiden Holdings Ltd.Ltd.

アイアン・メイデンが、EMIレコード、ユニバーサル(USA)、バンガー・プロダクション、アーツ・アライアンス・メディアと共同で、2009年4月21日に全世界の劇場で長編ドキュメンタリー映画を上映する事を発表した。

『アイアン・メイデン:フライト666』と題したこの映画は、彼らの最新作『時空の覇者』を引っさげてのワールド・ツアーである“サムホエア・バック・イン・タイム”の、2008年2月と3月に行われた最初の行程をまとめたもの。

メイデン史上最も大規模なこのツアーは、僅か45日間で世界中を周航し、特別にカスタマイズされたボーイング757機でメンバーはもちろん、クルーや12トン分の機材やステージ・セットを乗せ、アジア、オーストラリア、北米、中米、南米でスタジアムやアリーナでのソールド・アウト・ショウを繰り広げた。途中、アゼルバイジャン共和国やパプアニューギニアに燃料補給に立ち寄り、彼らは13ヶ国、70,000キロを回り、のべ50万人のファンの前で演奏。加えて、このツアーが異色なのは、バンドのリード・シンガーでパイロット資格を持つブルース・ディッキンソンは、全23公演に出演しただけではなく、飛行機の機長として操縦のほとんどを行ったという点。クルー・機材を含めたツアー一行は、『エド・フォース・ワン』と命名された“魔法の絨毯”のようなメイデン専用機で世界中を駆け巡った。

そんなバンドに密着取材したのが、カナダ、トロント出身で受賞歴のあるドキュメンタリーメーカーであり、最近は前作『メタル ア・ヘッドバンガーズ・ジャーニー』や最新作『グローバル・メタル』が世界各地で高い評価を得たバンガー・プロダクション。

ツアーの舞台裏をフィルム・メーカーのスコット・マクフェイデンとサム・ダンやそのチームが収録。コックピット内、機内、オンステージやオフステージにまつわるチーム・メイデンの戦略の実行にクローズ・アップし、今まで滅多にバックステージにカメラを入れることがなかったバンドの、革新的なグローバル・アドベンチャーの核心を取り上げている。ハイビジョン撮影されており、2Kデジタル・カメラと5.1サラウンド・サウンドで上映される。

彼らがこのエド・フォース・ワンで世界中の新たな国に着陸する度に巻き起こすドラマ、興奮や感動の場面を、スクリーンを通して疑似体験できる内容となっている。過密なスケジュール、時差調整、様々な文化を持つ各国のファンに応えるためのプレッシャーと対峙するところなど、普段観られない場面が多数収録されている。

ファンはもちろんのこと、ロック史上まれにみる異色巨大ツアーのドキュメンタリーということで、音楽ファン必見の一作といえるだろう。

公開劇場は近日中に発表予定。決定次第お伝えします。
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