Mr.Childrenのポップの強さと優しさの理由が、ライブ&ドキュメンタリー作品の中にはある

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  • Mr.Childrenのポップの強さと優しさの理由が、ライブ&ドキュメンタリー作品の中にはある - Live & Documentary DVD / Blu-ray 『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』BD

    Live & Documentary DVD / Blu-ray 『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』BD

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    Live & Documentary DVD / Blu-ray 『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』DVD

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2015年のアリーナツアー「REFLECTION」〜スタジアムツアー「未完」から一転、バンドのメジャーデビュー25周年を目前に控え、実に22年ぶりに開催したホールツアー「虹」(2016年)とその直後の「ヒカリノアトリエ」(2017年)。さらに、25周年を記念して行われたドーム&スタジアムツアー「Thanksgiving 25」へ――。

そんなアグレッシブなライブ活動の中でも、Mr.Childrenのメンバー4人のみならずSUNNY(Key・Cho)、山本拓夫(Sax・Flute)、icchie(Trumpet・Trombone)、小春(Accordion・Cho/チャラン・ポ・ランタン)を迎えての8人バンド編成=「ヒカリノアトリエ」の生演奏だけで繰り広げた2016〜2017年の一連のホールツアーは、彼ら自身にとっても「歌と音で響き合う」という音楽の根源的な喜びに立ち返る重要な時間だったことは間違いない。

しかし、その「喜び」は単純に「音響のいいホールでのツアーを久々にやってみたから」とか「シーケンスなしで奏でる生の音楽が魅力的だから」といった理由から生まれるものではなく、それこそ日本屈指のモンスターバンドが自らの経験と創意工夫の限りを尽くして実現したものである――ということを、今回リリースされたライブ&ドキュメンタリー『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』は明快に提示している。


単純に「Mr.Children+ゲスト」といったフォーマットとは異なる形でのツアーを目指して懸命にアイデアを巡らせるメンバーの姿(ツアーメンバーへのオファーを行う桜井の姿も)。リハーサルスタジオでそれぞれの演奏やフレーズを微調整しながら、アンサンブルを最高の形へと研ぎ澄ませていく8人の姿。2016年の「虹」ツアー序盤に発生した熊本地震により、その直後の宮崎・佐賀公演に来場できなかった人に対していかなるメッセージを発するべきかを、メンバー&スタッフ一丸となって思案する姿。2017年「ヒカリノアトリエ」ツアーの名古屋・センチュリーホール公演で、自身の声の不調によりライブ真っ最中に急遽公演を中止、後日振替公演開催という苦渋の決断を自らの口で告げる、葛藤に満ちた桜井和寿(Vo・G)の姿――。
至って淡々と、しかし密接にバンドの舞台裏を追いかけたドキュメント映像に触れた誰もが、ツアーの一員として現場に帯同しているような感覚を覚えることだろう。そういう作品だ。

僕は「虹」ツアーの茨城(2016年5月)と日本武道館(同10月)、「ヒカリノアトリエ」ツアーの国際フォーラム(2017年4月)とホールツアーの公演を実際に観ることができた。そして、各会場で体験したあの豊かな音世界の背景に、あふれんばかりの想いと思考と切磋琢磨が複層的に織り重なっていた――ということを伝えてくる今作の映像に、改めて胸が震えた。

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もちろん今作は、「虹」、「ヒカリノアトリエ」がどこまでも豊潤な音楽体験を与えてくれるツアーであったことを、“ヒカリノアトリエ”など珠玉のライブ映像を通して伝えてくれる1枚でもある。
その中でも、今回が初映像化となる未発表の新曲“お伽話”と“こころ”。25年以上にわたって時代を揺さぶり時代を抱き締め、文字通り日本の音楽シーンをリードしてきたMr.Childrenの真価が、その極上のサウンドスケープから浮かび上がってくる。

Mr.Childrenの音楽が「ポップシーンど真ん中」でも「僕らの日常のすぐそば」でも鳴り続けていることは、今や誰も不思議に思わないかもしれない。が、それは「なんとなく」実現しているものではなく、彼らの才気と誠実さがもたらした必然そのものである――そんな事実を、今作は確かに物語っているのだ。(高橋智樹)

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