ダムド、4月13日に新ALをリリース。10年ぶりの新作は現代を反映した「気分が上がる」作品に


ダムドがニュー・アルバム『Evil Spirits』を4月13日にリリースすることを発表した。

2008年の『So, Who’s Paranoid』以来、実に10年ぶりの新作となる本作では、デヴィッド・ボウイの作品を長年プロデュースしていたことで知られるトニー・ヴィスコンティをプロデューサーに迎えている。

ベーシストのキャプテン・センシブルは本作について「今回は、わざとレトロっぽく仕上げたんだ。基本的にはデビュー・アルバムと同じ感じの制作の仕方でね」とコメントしており、フロントマンのデイヴ・ヴァニアンも以下のように語っている。

アーティストとしては、その時代時代を反映せざるを得ないよね。それがアートっていうものだから。俺たちはこれまでそれを頭に置いてやってるけど、(やり方は)普通とちょっと違う。(新曲の)“Standing on the Edge of Tomorrow”は喜びに溢れてて音楽的にも気分が上がる曲だけど、歌詞にはダークな内容も含まれてるんだよ。

それが今回のアルバムなんだ。気分が上がるアルバムであって、暗い話ばっかりしてる古臭いアルバムではない。あれもこれも酷いって言いながら、その解決策は出さないって感じのね。

「一緒にやれば、ちょっとぐらい何かを変えられるかも」ってタイプの作品なんだ。


なお、『Evil Spirits』からはリード・シングル“Standing on the Edge of Tomorrow”の配信がすでに開始されている。



『Evil Spirits』のトラックリストは以下。

1. Standing On The Edge Of Tomorrow
2. Devil In Disguise
3. We’re So Nice
4. Look Left
5. Evil Spirits
6. Shadow Evocation
7. Sonar Deceit
8. Procrastination
9. Daily Liar
10. I Don’t Care