スマパン、ダーシー・レッキーに関する声明を発表。活動への参加は「何度も」オファーしてきたとコメント

スマパン、ダーシー・レッキーに関する声明を発表。活動への参加は「何度も」オファーしてきたとコメント

現在公式サイトで謎のカウントダウンが行われているスマッシング・パンプキンズだが、元ベーシストのダーシー・レッキーが音楽サイト「BlastEcho」に対し「(私を含んだ形での)再結成は実現しません」、そして「バンドは別のベーシストとやっていくと決めたと、昨日知ったばかり」といった主旨の発言をしていたことは先日報じた通りだ。

「Rolling Stone」などによると、ダーシーのこの発言の背景には、ビリー・コーガンが「はじめからオファーを取り消すつもりで」自身への再結成参加の契約を持ちかけたとがあるとダーシーが主張していることがあったという。

さらに「Consequence Of Sound」では、ビリーからダーシーに送られてきたというメールの文面として「君を除け者にしたいとは思ってないんだ。(中略)まずは(再結成の)ツアーをやって、新曲をリリースしないと……だからまずはツアーのことに専念して、その後で、君にどうやって参加してもらうかが見えてくると思ってるよ」との内容も掲載されている。

そして今回、スマッシング・パンプキンズがプレス・リリースでダーシーに関する声明を発表。「Pitchfork」によると、ダーシーがここ18年以上活動を共にしていないのは「私たちが声を掛けなかったことが原因ではない」と以下のようにコメントしたという。

スマッシング・パンプキンズが再結成をしても、バンドは変わらずファンのみなさんと音楽に貢献していきます。ジェームス・イハ、ジミー・チェンバレン、そしてウィリアム・コーガン(ビリー・コーガン)は、18年以上の間ダーシー・レッキーとのライブでの演奏は行っていません。しかしこれは、私たちが声を掛けなかったことが原因ではないのです。

報道とは異なり、ミス・レッキーに対してはバンドとの演奏やデモ・セッションへの参加、そして(それが駄目なら)せめて直接顔を合わせようと、何度も声を掛けてきました。しかし彼女は、そうした誘いに対する返答をすべて先延ばしにしてきたのです。

彼女が元気でいることを願っています。そして近いうちに、みなさんともう一度お会いできる日を楽しみにしています。



これに対するダーシー側の声明は発表されていないが、「Consequence Of Sound」などではダーシーが自身のFacebookにて「ビリーに操られるのにはみんな飽々してる」、「ビリーのエゴと不安定さは手に負えないレベルのもの」といったコメントを投稿していると報じられている。

なお、バンドの公式サイトのカウントダウンは、日本時間2月16日の午前2時頃に終了する予定となっている。
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