TEAM NACSの5人が「打ち上げ座談会」で千秋楽終演直後の思いを語り合う!

発売中の『CUT』5月号の表紙巻頭に、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真からなる演劇ユニット・TEAM NACSが5人全員で登場し、全32ページにわたって特集が展開されている。
本特集では、TEAM NACSにとって約3年ぶりとなった本公演『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』の千秋楽に完全独占密着。メンバーが劇場入りするところから、本番を迎えるまで思い思いに過ごす自然体な姿や、本番直前の緊張感漂う表情、終演後の晴れやかな笑顔までを収めた貴重なフォトとともに、ロングレポートでその知られざる舞台裏に迫っている。

また、千秋楽終演直後に5人全員で行った「打ち上げ座談会」の模様を、1万字以上にも及ぶ超ロングテキストで掲載。それぞれのメンバーの「舞台裏での過ごし方」をお互いに明かす爆笑トークが繰り広げられているほか、NACS史上最もシリアスな本作に5人が懸けた思いや現在の心境も語られている。

「今回の公演は普通のお芝居をするのとはちょっと感覚が違いましたね。いつも袖で一礼してから舞台に上がっていました」(大泉)


「劇団の規模とか、すべてのことを踏まえて、『これは君たちじゃないとできない。ありがとう』というお言葉をいただきました。だから今は、『ああ、やれてよかった』という気持ちです」(音尾)


「うちのマネージャー陣が、『先を見据えた時に、TEAM NACSがこういうメッセージ性を持った作品をやったということは、私はすごくいいことだと思います』と言ってくれて。(中略)僕はその言葉に後押しされて今回の公演ができました」(戸次)


「先人たちの思いというのは、僕は逆立ちしたってわからない。(中略)それで、桜庭さんがしゃべってる言葉を自分に聞かせる作業をずっとしたんです。(中略)それから自分の中で一本通り始めました」(安田)


「震災があった年、僕が企画して主演した『LOOSER6』という芝居をやったんですけど、そこで一個越えたような感覚があって。当時、僕は40代になったこともあって、『しっかりと向き合える骨太のものをやろう!』という覚悟がその時にできたんです」(森崎)


そのほか、劇中のラストシーンのセットで撮影したフォトも掲載されるなど、本公演終幕後ならではの内容が充実した、ファン必携の1冊だ。

『CUT』2018年5月号