モーガン・フリーマン、新たな声明発表で「性的暴行」と「場違いなユーモア」を同一視すべきではないとコメント

モーガン・フリーマン、新たな声明発表で「性的暴行」と「場違いなユーモア」を同一視すべきではないとコメント

8名の女性からセクシャル・ハラスメントの告発を受けているモーガン・フリーマンが、新たな声明を発表したことが明らかになった。

モーガン・フリーマンは現地時間5月24日の時点で「私を知っている人、私と仕事をしたことがある人であれば分かってもらえると思うが、私は故意に他人を傷つけようとしたり、誰かを不愉快な気持ちにさせるような人間ではない。不快感を覚え、蔑まれたように感じたすべての人々に謝罪する。(告発されている行為は)まったくもって故意ではなかった」との声明を発表していたが、今回の声明はこれに続く2度目の発表となる。

「Rollingstone」に掲載された、新たに発表された声明の内容は以下。

私は打ちひしがれています。木曜日の報道によって、私の80年間の人生が一瞬のうちに損なわれる危機に瀕しています。

暴行やハラスメントを受けたすべての被害者は、声を上げる権利があります。そして私達はその声を聞かなければなりません。しかし、そういった性的暴行のようなゾッとする出来事と、場違いな褒め言葉やユーモアを同一視するのは正しくありません。

私は、自分の周りにいる女性に、そして男性にも、認められていると感じてもらいたい、くつろいでもらいたいと感じる人間なのです。その一環として、よく女性に冗談を言ったり褒めたりしていて、自分では気軽でユーモラスなものだと思っていました。

明らかに、私の意図が伝わらないこともありました。だからこそ木曜日に謝罪しましたし、意図せず気分を害してしまった方には今後も謝り続けます。


そして「しかし、これははっきりさせておきます。私は危険な職場環境を作っていないし、女性達に暴行を加えていません。セックスの見返りに雇用や昇進をオファーしたこともありません。そのような指摘はまったく当たりません」と付け加えた。

なお、今回の報道によって、今年の1月に受賞された米映画俳優組合(SAG)の生涯功労賞を剥奪される可能性が出てきている他、広告塔を努めていたVISAとの契約の取り消しが決定している。
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