現地時間6月7日から10日にわたって米テネシー州にて開催されたボナルー・フェスティバルだが、9日にヘッドライナーを務めたエミネムがステージで銃声に似た効果音を使用したとして物議を醸している。
エミネムは『ザ・マーシャル・マザーズLP』収録の“Kill You”のパフォーマンス終盤で、銃声のような音が出る発火装置を使用したとのこと。パフォーマンスの様子は一般のアカウントによりSNSで公開されている。
https://twitter.com/Eminemreviv1/status/1005671400412098560
「Billboard」によると、この音により多くのファンが叫んで身をかがめていたとのことだ。
なお、エミネムは4月のコーチェラ以降同じセットリストを使用しているため特に目新しい演出ではなかったものの、SNSではファンの間で「（銃規制の声が大きくなっている）今の時世を考えると、本当に怖かった」といった声などが上がっている。
こうした観客たちの反応を受け、エミネムのマネージャーであるポール・ローゼンバーグは次のように説明している。
「誤った報道に反し、エミネムはライブ中に銃声の効果音を使っていません。ボナルーでエミネムが公演中に使ったのは、大きな衝撃音が出る発火装置です。
彼は、他の何百人というアーティスト達と同じように、10年以上ライブでこの効果を使ってきましたし、今年開催したこれまでのアメリカのフェスティバルで使用した際にも、苦情は出ていませんでした」
