今年4月の南米ツアー後、トム・ヨークのソロ・ツアーを挟み、7月から約1ヵ月間にわたり大規模な北米ツアーを行ったレディオヘッド。
『ロッキング・オン』9月号では、そんな北米ツアーよりニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた全4公演の模様を完全レポートした記事を掲載している。
アルバム・ツアーではない今回のツアーについて、トムは最終日に「これまで僕らが一緒にやってきた全てのファッキング・クレイジーな年月に起きたことのセレブレーションなんだ」とコメント。
続けて、トムが「4日間できたおかげで、毎日セットリストを考えるのも楽しかった」と話したように、実際、この4日間のセットリストは日々大きく変わり、エネルギー漲るライブとなっていたようだ。
初日のラストには“The Bends”が演奏され、トム、ジョニー・グリーンウッド、エド・オブライエンが前奏でギターを弾くなり、会場は「オーーー、オーー、オー、オー!」という大合唱に。
さらに、4日間を通してライブの1曲目であった“Daydreaming”では、《夢見るものは/いつまでも学ばない》、《もう傷は負ってしまったのだから》という歌詞が歌われ、今のアメリカにおける政府の崩壊、またその政策による地球環境の崩壊などを指しているとも感じられるようなものになっていたという。
4日間それぞれでバンドのモードが少しずつ変化していたというマディソン・スクエア・ガーデン公演。この2018年に、レディオヘッドがギター・アンセムをかき鳴らすという貴重な4日間の全レポートは、ぜひ『ロッキング・オン』9月号にて確認してほしい。
レディオヘッドの記事は現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載中です。
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