ガンズ・アンド・ローゼズのダフ・マッケイガンが新たなソロ・アルバムをリリースすることが決定し、同アルバムより新曲“Tenderness”を先行リリースした。

マッケイガンは、シューター・ジェニングスと昨年の3月からカリフォルニア州のEcho ParkにあるStation Houseスタジオを拠点とし、アルバムのレコーディングを行っていたそうだ。

リリースされた新曲について、マッケイガンは以下のようにコメントしている。

これは、調和と平和の曲。そして、このアルバムが瞑想であったり、それがあまりにも尊大で高尚な目的でなければ、何らかの癒しをもたらせてくれればいいと思っている。そしてアーティストして俺が持っている取りに足らない声を利用して、崩壊しているように見えるものをできれば阻むことができればと思っている。

アルバムのレコーディングを始める前に「2年半に及んだガンズ・アンド・ローゼスのツアー、『Not In This Lifetime…Tour』の本を書くのか」と何度か人に訊かれたというマッケイガンは、アルバムの制作に至った経緯を以下のように語っている。

もちろん、素晴らしい経験ではあったが、俺の頭の中にぐるぐると渦巻いていたアイディアは、本よりも音楽が適していると思ったんだ。

地球を旅している間に体験した悲痛な思い、怒り、恐怖、混乱、そして分断は、俺の中のすべての真実の言葉を曲として成り立たせてくれ、それによって世に広めることができ、人々を助けることができるんだ。

アルバムのリリース時期については明らかにされていないが、マッケイガンはジェニングスと彼のバンドをバックに率いて、5月にフィラデルフィアとワシントンD.C.でスペシャル・ライブを行う予定だという。