ストーンズが黄金期を迎えた時代――『ベガーズ・バンケット』制作エピソードなどを収めた、68年ドキュメント(前編)で栄光までの軌跡を辿る

ストーンズが黄金期を迎えた時代――『ベガーズ・バンケット』制作エピソードなどを収めた、68年ドキュメント(前編)で栄光までの軌跡を辿る - 『rockin'on』2019年4月号より『rockin'on』2019年4月号より

3月15日(金)から5月6日(月・振休)まで東京・TOC五反田メッセにて、ザ・ローリング・ストーンズ初の大規模世界巡回展、「Exhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展」が開催される。

『ロッキング・オン』4月号では、同展覧会の開催を記念し、昨年11月に発売50周年を迎え記念盤がリリースされたアルバム『ベガーズ・バンケット』のメイキングなどを収めた1968年のドキュメント記事、その前編を掲載している。

ストーンズの黄金期が始まったとされる『ベガーズ・バンケット』のリリース時期だが、同アルバムの制作に携わった関係者たちはアルバムについて、以下のようにコメントしている。

デイヴ・メイスン(アルバムに参加した元トラフィックのギタリスト):『ベガーズ・バンケット』は、それまでストーンズがやろうとしてきたことが全て融合されたものなんだ。他にはない、すごくクールな形の中に、全てがぴったりはまっのさ」


フィル・ブラウン(エンジニア):ストーンズの周囲には犠牲者が大勢出て、奇妙なことがたくさん起きたけど、まだこの頃はそういう感じじゃなかった。彼らが死と闇に取り巻かれる前だったんだよ。『ベガーズ・バンケット』はすごく活気があって、すごく集中して作られてる。まさに魔術だな。


そして、『ベガーズ・バンケット』には収録されず、その出来から独立したシングルとしてリリースされた代表曲“Jumpin' Jack Flash”について、同曲を発売前に聴いたという「NME」の記者、キース・アルサムは以下のように語った。

(中略)ある日の午後、サリーのスタジオ(RGスタジオ)だった。最初はミックと俺だけがいて、だんだん全員集まってきた。俺がどう思うか訊きたくてたまらない様子だった。みんな緊張してたね。

前作が、いわば、首をちょん切られて闇雲に走り回る鶏みたいな感じだったから、今度のアルバムとシングルはすごく重要な意味を持っていたわけだ。聴いてすぐ、これは最高だって思ったよ。興奮を悟られないようにしてたけどね!


同ドキュメントではこの他、『ベガーズ・バンケット』による成功の過程として1967年のアルバム『サタニック・マジェスティーズ』期のバンドの状況や、さらにヴェルヴェット・アンダーグラウンドボブ・ディランからに影響などについても綴られている。

現在もトップ・バンドとして走り続けるストーンズが、まさにその勢いを獲得したとされる重要な時期を追った貴重なドキュメントとなっている。その前編を、ぜひ『ロッキング・オン』4月号にてチェックしてもらいたい。



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ストーンズが黄金期を迎えた時代――『ベガーズ・バンケット』制作エピソードなどを収めた、68年ドキュメント(前編)で栄光までの軌跡を辿る - 『rockin'on』2019年4月号『rockin'on』2019年4月号
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