ブリンク182の元フロントマンであるトム・デロングが、「Kerrang!」のインタビューで、いつか昔のバンドに戻る気でいるが、今のところはエンジェルズ・アンド・エアウェーヴズと自身の会社To The Stars Academy of Arts & Scienceの活動で多忙を極めていると語っていることが分かった。
インタビューでは、現在Rise Recordsから発売中の新曲“Rebel Girl”について語りつつ、「ブリンクを求める人たちがいる」ことは承知しているが、徐々に学ぶことによって、今は自分の新たなプロジェクトやアイデアを世界に向けて気兼ねなく発表することができるまでになったとして、次のように語っている。
信じてほしいんだけど、俺も分かってるんだ。俺だってブリンクを愛してるし、ブリンクが自分の人生におけるすべてを与えてくれたからね。実際、将来的にはやるつもりでいるんだよ。でも今のところはどうしても無理なんだ。あまりにやることが多すぎるし、エンジェルズ・アンド・エアウェーヴズはTo The Starsの一部であって、だからこそうまくいってるわけだからね。
トム・デロングは2015年の1月にバンドを脱退、当時、バンドからは「スタジオ入りを予定していた日の1週間前、彼(トム)がすべてのブリンク182のプロジェクトには永久に参加したくない、そしてむしろ、音楽に関係のないプロジェクトに力を入れたいと考えているとの連絡を彼のマネージャーから受けました」とのコメントが発表されていた。
しかし2017年には「#TravisAndTomHoldingHands(トラヴィスとトムは手を繋いでる)」とのハッシュタグ付きでInstagramに画像を投稿。ファンの間では、バンドでの活動を再開するのではと話題になったこともある。
なお、ブリンク182は新曲“Blame It On My Youth”を発表したばかりだ。