2019年は誰の来日ライブを観ましたか? レジェンドから新星まで、今年話題となったライブを総ざらい!

10月



バックヤード・ベイビーズ
バックヤード・ベイビーズ来日! 結成30周年のロックンロール・バンドが見せつけた、タフな生き様と極上のメロディを振り撒く至福のパフォーマンスを堪能した!
不屈のロックンロール魂は健在だ。 バックヤード・ベイビーズが16年の単独ツアー以来、3年ぶりとなる来日公演が実現。今回は大阪、東京の2ヶ所で開催され、渋谷duo MUSIC EXCHANGE(東京公演)を観てきたが、場内に入ると、バックヤード・ベイビーズTシャツを着た熱狂的なファンで…
バックヤード・ベイビーズ来日! 結成30周年のロックンロール・バンドが見せつけた、タフな生き様と極上のメロディを振り撒く至福のパフォーマンスを堪能した! - pic by Masayuki Noda

スティング
スティングの超現役ぶりに圧倒された幕張メッセ公演、オールタイム・ベストなのに懐かしさより新鮮な興奮が宿った驚異のライブを観た!
福岡を皮切りにスタートしたスティングの約2年ぶりの来日ツアー、その幕張メッセ公演の初日を観た。今回のツアーは事前予告通りザ・ポリス〜ソロを包括した豪華オールタイム・ベストなツアーだ。ただし懐かしのヒット曲をただ「再現」するのではなく、1曲1曲に意匠を凝らしてモダナイズしていく言わば「再生」…
スティングの超現役ぶりに圧倒された幕張メッセ公演、オールタイム・ベストなのに懐かしさより新鮮な興奮が宿った驚異のライブを観た! - pic by Masanori Doi
幕張でスティングを観る。
スティング、僕と同じ年です(笑) 同世代としての共感を全く持てない肉体と声の超人的な若さは相変わらず。ただ、今回は少しだけ同世代としての心情も、共有できた気もする。 セルフカバー・アルバム「マイ・ソングス」と同じタイトルのツアーである。 つまりこれまでの代表曲と向き合うベスト・ソングス・ライ…
幕張でスティングを観る。

ナイト・レンジャー
ナイト・レンジャー、14度目の来日公演で初期二作を完全再現! Wボーカル&Wギターによるダイナミックでエネルギッシュな名演を目撃した!
10月8日、昭和女子大学・人見記念講堂でナイト・レンジャーの来日公演を観た。この日は追加公演を含めて計3本となった東京公演の最終日。前夜に続いて約2,000人収容の同会場は満員御礼。『ドーン・パトロール』(1982年)と『ミッドナイト・マッドネス』(1983年)という名盤の誉れ高い初期二作…
ナイト・レンジャー、14度目の来日公演で初期二作を完全再現! Wボーカル&Wギターによるダイナミックでエネルギッシュな名演を目撃した! - pic by Masanori Doi

ショーン・メンデス
ショーン・メンデスが新世代のオーディエンスと作り上げた至福のステージ――その絶大な影響力を証明した日本初アリーナ公演をレポート!
今最も勢いのある男性ポップ・スターであるショーン・メンデスの、日本初のアリーナ公演だった。10代のうちにリリースした3枚のアルバムが全て全米1位獲得という驚異的な記録を打ち立てたショーンは、ビリー・アイリッシュらと共にいわゆるZ世代を背負って立つスターであり、そんな彼の同世代への絶大な影響…
ショーン・メンデスが新世代のオーディエンスと作り上げた至福のステージ――その絶大な影響力を証明した日本初アリーナ公演をレポート! - pic by Sotaro Goto

ギャング・オブ・フォー
ギャング・オブ・フォーを代官山UNITで観た
今回はベスト版セットリストで組まれたスペシャルなライブで、アンディ・ギルのギターの切れ味はもちろん絶好調。 巧みに組まれたビートと削ぎ落とされたポスト・パンク・サウンド、そして金属音だけを抽出したような驚異的なギターサウンドは、ギャング・オブ・フォーでしか味わえない。 アンディ・ギルは鬼瓦…
ギャング・オブ・フォーを代官山UNITで観た

11月



WXAXRXP DJS(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、スクエアプッシャー、ビビオ)
享楽と実験の激しい衝突――OPN、スクエアプッシャー、ビビオによる豪華DJプレイが実現した「WXAXRXP DJS」の模様をレポート!
エイフェックス・ツインやLFO、オウテカといったアーティストに代表されるような高い実験性を持ったエレクトロニック・ミュージックを次々と世に放ち、その後もロックを含めエレクトロニックに限らないユニークな音楽のリリースを続けている英国の名門レーベル、Warp Recordsが30周年を迎えた。…
享楽と実験の激しい衝突――OPN、スクエアプッシャー、ビビオによる豪華DJプレイが実現した「WXAXRXP DJS」の模様をレポート! - pic by Masanori Naruse

ザ・ストラングラーズ
ストラングラーズを観る。
しっかりと聞きたい曲が演奏される、レジェンドとして正しいライブだった。 イギリス人比率が高く、合唱頻度も高かった。イギリスのストラングラーズ・ファンクラブ会長が会員を30人引き連れて来日したらしい。ラグビーのワールド・カップ観戦も兼ねていたようだが、チケットが買えなくて観ることができなかったらし…
ストラングラーズを観る。

バトルス
2人となった新生バトルス、無二のバンド力学がさらなる進化を遂げた圧巻の来日ライブを観た!
毎度その圧倒的な演奏力と構築力で、観る者を熱狂させているバトルスのライブ。その人気ぶりはすさまじく、今回の来日ツアーはなんと東名阪すべてソールド・アウト。とはいえ今回は前回までと異なり、イアン・ウィリアムスとジョン・ステニアーの2人編成となっている。複雑な構成とポップなフックを兼ね備えた新…
2人となった新生バトルス、無二のバンド力学がさらなる進化を遂げた圧巻の来日ライブを観た!

Six60
ニュージーランドの国民的バンド=Six60、シンガロング続出の親密なるパーティー空間を作り上げた初来日ショーケース・ライブを目撃!
今年2月にニュージーランド出身のロック・バンドとしては初となる5万人スタジアム・ライブを大成功に収めたSix60(シックス・シックスティ)。オセアニア地区では絶大な人気を誇る彼らの初来日ショーケース・ライブが実現した。会場となったVeats SHIBUYAは700人キャパということもあり、…
ニュージーランドの国民的バンド=Six60、シンガロング続出の親密なるパーティー空間を作り上げた初来日ショーケース・ライブを目撃!  - pic by Mami Hatori

マムフォード&サンズ
マムフォード&サンズを豊洲ピットで観る。
3000人のライブ・ハウスで彼らを観るという贅沢と非現実感に酔う1時間45分だった。 バンドもPAも照明も、みんな腕っぷしが強すぎ(笑)
マムフォード&サンズを豊洲ピットで観る。

12月



U2

U2と日本のファン、双方の愛が爆発した13年ぶりの来日公演――『ヨシュア・トゥリー』完全再現でみせた圧倒的なステージとメッセージ性を体感した!
この年末にきて2019年最高のライブ体験となった!! ヨシュア・トゥリーの影が映るステージBでラリー(・マレン)がドラムを叩き出し、ジ・エッジ(G)があのイントロを弾きながら登場した瞬間の爆発的な歓声には日本中のファンの思いが凝縮されていた。 あっという間に月日が経ち、なんと1…
U2と日本のファン、双方の愛が爆発した13年ぶりの来日公演――『ヨシュア・トゥリー』完全再現でみせた圧倒的なステージとメッセージ性を体感した! - pic by Yuki Kuroyanagi

スタークローラー
刹那のロックンロールに未来が宿った! わずか1年で大成長を遂げたスタークローラーをリキッドルームで観た!
いわゆる初期衝動と呼ばれる破滅的エネルギーを全身にビリビリと漲らせ、時にピュアで美しい、時にニヒルで薄汚れたロックンロールの化身としてステージに存在できる数少ないバンド、それがスタークローラーだ。スタークローラーのステージングは彼女たち自身にもコントロール不能で、その不安定で破茶滅茶&血塗…
刹那のロックンロールに未来が宿った! わずか1年で大成長を遂げたスタークローラーをリキッドルームで観た! - pic by Kazumichi Kokei

ヘイルストーム
百戦錬磨のヘイルストームが改めて証明したバンド力の凄さ! さらなる飛躍を確信した熱狂の東京公演をレポート!
めちゃくちゃ強力なライブ・バンドだな、と改めて思った。12月2日、東京・渋谷TSUTAYA O-EASTで観たヘイルストームのことだ。去る3月、「DOWNLOAD JAPAN 2019」でのライブも時間枠的にはコンパクトながら「このバンドがこんなに早い時間帯に出ていていいの?」と思えるくら…
百戦錬磨のヘイルストームが改めて証明したバンド力の凄さ! さらなる飛躍を確信した熱狂の東京公演をレポート! - pic by 岸田哲平

キッス
キッスが最後の来日公演で見せつけた「ロックの本質」、歓喜と驚愕で満たされた東京ドームで4人の勇姿を目撃した!
キッスのフェアウェル・ツアーとなる「END OF THE ROAD WORLD TOUR」、東京ドーム公演を観た。湿っぽい感傷は皆無。理由だけなら拍子抜けするほど単純な話で、それはキッスのロック・ショウだからだ。恒例の煽り文句が響いて、“Detroit Rock City”の必殺のイントロ…
キッスが最後の来日公演で見せつけた「ロックの本質」、歓喜と驚愕で満たされた東京ドームで4人の勇姿を目撃した! - pic by Masanori Doi
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする