ショーン・レノン、父ジョン・レノンは「自分の歌声が嫌いだった」と明かす

ショーン・レノン、父ジョン・レノンは「自分の歌声が嫌いだった」と明かす

ジョン・レノンの生誕80年を祝して、息子のショーン・レノンオノ・ヨーコから聞かされたエピソードを最新インタビューで語っていることがわかった。

Radio X」によると、Apple Musicの番組に出演したショーンが、母ヨーコから「ジョンは自分の歌声が嫌いだった」と聞いたと明かしていたという。

「父がスタジオを出てトイレに行くと、母はこっそり忍び寄って父の歌声を褒めなくちゃならなかったんだ。母は父がスタジオを出る度に、自分の声を卑下しないように気を遣ったと言っていた。

不思議なことに、父は自分の歌声に自信がなかったんだ。その気持ちは理解できるけど……。父は自分の声が嫌いで常に卑下していたから、母が励ましてたんだよ」


そしてショーンは、ヨーコがジョンの音楽とメッセージを広めることに情熱を注いでいる理由についても語っている。

「母にとっては、平和と愛とメッセージがすべてなんだ。母は本当に哲学的かつスピリチュアルな人で、リーダーでもある。だから母にはメッセージが大切なんだよ。

父の音楽を再体験して紹介し、その音楽が大切に扱われることに対する母のモチベーションは、そのメッセージが大切であり、メッセージを残そうという母の信念に大きな関係があるんだ」


なおショーンは、ジョンの生誕80年を記念した英BBCによる特別番組『John Lennon at 80』で、ポール・マッカートニーと後見人(ゴッドファーザー)であるエルトン・ジョン、異母兄のジュリアン・レノンインタビューしている



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