「僕らはもっとレッド・ツェッペリン的だし、ザ・ビートルズ的だった。そうじゃないと言われたけど、『メロンコリー〜』は、その他のグランジ・バンドともう二度と比べるなという僕らの主張だったんだ」
スマッシング・パンプキンズが結成から30年以上経ち、今とんでもなく激しい活動を繰り広げている。ジェームス・イハも復帰しての前作『シャイニー・アンド・オー・ソー・ブライトVOL.1』を発表した後、最新作『シール』はなんと20曲入りだ。
彼らのDNAでもあったニュー・ウェイブ・サウンドが2020年的に鳴っていて、今こんな新鮮な曲が聴けるだけで歓喜する作品になっている。さらに、現在『メロンコリーそして終りのない悲しみ』と、『マシーナ~』に続く第3章となる33曲入りの新作を作っていて、それがロック・オペラになるというのだ。
また『メロンコリー〜』25周年ツアーも計画中だし、『マシーナ~』を51曲で完成させようとしている。狂ったようなクリエイティビティを発揮するビリー・コーガンにバンドの記念碑的な瞬間と今を訊いた。(中村明美)
スマッシング・パンプキンズのインタビューは、現在発売中の『ロッキング・オン』1月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。