AC/DCのギタリストであるアンガス・ヤングが少年時代に受けた音楽的な影響に言及し、特にジミ・ヘンドリックスに夢中になったと明かしている。
「Guitar」誌のインタビューを報じた「Blabbermouth」によると、アンガスは音楽的影響について以下のように語った。
「俺は少しギターを弾けたけど、本格的に取り組み始めたのは12歳からティーンエイジャーにかけてで、さらにギターに集中し始めた。
それで13歳か14歳のときに、ジミ・ヘンドリックスが登場したんだ。初めて“Purple Haze”を聴いたとき、俺は完全に夢中になったよ。『どうやって彼は弾いてるんだ?』って感動した。
それに、兄貴のマルコムと一緒に何度かライブに行って、オーストラリアに来たヤードバーズなんかを観たことがあった。当時はラインナップが変わったばかりで、もともとジェフ・ベックがいたんじゃないかな。だけど、俺たちがバンドを観たときにジェフ・ベックはいなくて、ギターはジミー・ペイジだった。当時は、そういったサウンドが特にギターで飛び出して来たから良かったよ。だから最高だった。
だけど、ヘンドリックスが現れたときは、『ワオ これはギターの別次元のレベルだ』って思った。だから、俺は彼のギターの大ファンだったんだ」
また、アンガスは曲を聴いて音符を拾うことが苦手で、過去にはロックだけでなくブルースやフォーク、ジャズなどの曲を聴いて、少しずつ音符を拾っていたとも明かしている。
なお、最近のインタビューでアンガスは、「AC/DCが終わりを迎えると思ったことはない」と語っていた。
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