『スリラー』25周年記念盤、追加収録曲にはマイケル・ジャクソンの新ヴォーカルが

『スリラー』25周年記念盤、追加収録曲にはマイケル・ジャクソンの新ヴォーカルが - マイケル・ジャクソンマイケル・ジャクソン

2月20日に発売されるマイケル・ジャクソン『スリラー25周年記念リミテッド・エディション』(期間限定生産)。アルバムのオリジナル楽曲に加え、ファーギーらが参加した追加収録曲が数曲収録される予定であることが伝えられていたが、最終的に7曲の追加が決定、その詳細が明らかになった。

なかでも、“スタート・サムシング2008 with エイコン(Wanna Be Startin’Somethin2008”と“フォー・オール・タイム(For All Time)”には、新たにマイケルが吹き込んだヴォーカルがフィーチャーされていることが判明し、話題となっている。

“スタート・サムシング2008 with エイコン(Wanna Be Startin’Somethin2008”は、今回新たに吹き込んだマイケルのヴォーカルとエイコンのヴォーカルをフィーチャーした、マイケルとエイコンの共同プロデュースによるニュー・トラック。また、“フォー・オール・タイム(For All Time)”は、1982年にレコーディングが行われるも、完成には至らず未発表となっていたもの。マイケルが今回、新たにヴォーカルとバンド・トラックを追加して曲を完成させた(プロデュースはマイケル本人)。

なお、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムが参加した“ガール・イズ・マイン2008 with ウィル・アイ・アム”は、初期のデモ・ヴァージョンを基に、マイケルとウィルが共同プロデュースで新たにミックスを行い、ウィルのラップをフィーチャーしたものだという。またウィルとマイケルは、“P.Y.T. (Pretty Young Thing) ”のオリジナル・デモ・ヴァージョン(『アルティメット・コレクション』に初収録)のリミックスも行っており、これにウィル自身のヴォーカルを追加した“P.Y.T2008 with ウィル・アイ・アム”も収録される(同曲のプロデュースはウィル)。また、マイケルとウィルは、ファーギーが参加する“今夜はビート・イット2008 with ファーギー”の共同プロデュースも行っている。同曲は、オリジナル音源をベースに、新たにファーギーのヴォーカルとバンド・トラックを追加したものだ。

カニエ・ウェストの参加曲は、“ビリー・ジーン”のオリジナル音源をリミックスした“ビリー・ジーン2008 カニエ・ウエストMIX”。

なお、『スリラー25周年記念盤』の日本盤には日本盤限定のボーナス・トラックが“ガット・ザ・ホット(Got The Hots)”が収録されるが、これはマイケルとクインシー・ジョーンズの共作によるもので、スリラー制作時に書かれたトラック。完全未発表の日本盤のみ収録の目玉楽曲といえる。

これで25周年記念アルバムの最終トラックリストが確定。マイケル・ファンだけでなく、現在のR&B/ヒップホップ・ファンにとってもたまらない充実の収録内容となっている。
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