あなたは知っているだろうか。2025年秋、ひとりのラッパーがパンツ一丁で幕張メッセの宙を舞ったことを。たぶん、史上初の出来事だったのではないだろうか。そもそもHIP-HOPアーティストとして幕張メッセ国際展示場(4・5ホール)でワンマンをすること自体が初めてだったそうだし。心にある弱さを歌詞にして、かっこいいって言ってくれる奴がいて、自分を肯定できる。これが僕のHIP-HOPじゃないかと思ってます
なぜ彼は飛んだのか? 理由はこのインタビューから見えてくる。端的に言えば振り切れたエンターテイナー気質で、おまけにやる人がやれば「何やってんだ?」と引かれてもおかしくないラインを「まあ、あいつならアリかも」と飛び越えてしまえる生来のキャラクターも持ち合わせており、音もパーソナルもとにかく人たらし。2月25日にEP『絶』でメジャーデビューを果たし、音楽シーン全体にその名を轟かせていくであろう異色のラッパーSKRYUは、一体どこからきて、どこへ行くのだろうか。
インタビュー=風間大洋 撮影=オノツトム
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年4月号より抜粋)
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