U2のツアー、住民の抗議で今後の見通し立たず

現在、360度全方向からステージを観ることができる「360°」世界ツアー中のU2。その今後の日程の雲行きが怪しくなっている。地元住民の抗議による道路封鎖のため、7月27日にライブが行われたアイルランドのクローク・パークからステージの建材が運び出せなくなっているのだ。

クローク・パークでは3夜連続公演を行って延べ24万人の観客を動員したU2だが、現在この会場の外では80人あまりの住民が抗議活動を行っている。

この抗議の結果、7月31日にヨーテボリのウレヴィ・スタジアムで行われるスウェーデン公演に向けてこの特注品の巨大ステージを搬出するトラックが、予定されている貨物船の出発時刻に間に合わないという。

ツアー・マネージャーのジェイク・ベリーは、機材をスケジュールどおりにスウェーデンに送るのは無理だろうと語っている。

「まずいよ。君らの取材に答えている暇もないくらいだ。船に乗り込まないと」とベリーはIreland On-lineに話す。

「ツアーのスケジュールには影響が出るね。それをどういう意味に取ろうと君らの勝手だけど。昨夜みたいなことが起こるなんて、まったく予期していなかった。俺たちが一番避けたかったのは、トラックが路上で待ちぼうけを食うことだったんだ。事故の原因になる可能性があるからね。でも結局途中で止まったままさ。こんなのぜんぜん聞いてなかったし、話が違う」

報道によれば、抗議をしている住民たちはU2のコンサートのために2昼夜にわたってノンストップで行われた建設工事に憤っているという。工事期間中はスタジアム周辺の住宅地を100台近くのトラックが走り続けていた。

「あのステージは3分半に1台のペースで行き交う94台のトラックによって、夜を徹して運び出されることになっていました。スタジアム両側の路地を突き抜けてね」とクローク・パーク地区住民連合のバーバラ・ウォードさんは話している。

「そんなことになったらみんなは一睡もできません。私たちは立ち上がり、運転手たちに二度と私たちの前を通らせないよう抗議することにしたんです」

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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