MGMT、新作はレディー・ガガとカニエ・ウェストから影響?

MGMTのアンドリュー・ヴァンウィンガーデンが、この春リリース予定のニュー・アルバム『コングラチュレイションズ』は部分的にレディー・ガガとカニエ・ウェストから影響を受けていると語っている。

新作のいくつかの収録曲では、2人の名声が急速に高まったことについて歌っているとアンドリューは言う。2007年のデビュー・アルバム『オラキュラー・スペクタキュラー』の成功によって、彼らは「自分たちが物笑いの種にしていた人たち」に自らなってしまったと感じたのだそうだ。

「僕らは世界をツアーして回る20代半ばの若者グループだったし、もちろんパーティなんかにも行っている。でもしばらく経ってから、これをずっと続けるわけにはいかないってことにみんな気づいたんだ。新しいレコードではそういう問題を扱っている」とアンドリューはSpin.comに話している。

「新曲の一部では、レディー・ガガとカニエ・ウェストのことについて、彼らの究極的な行き先はどこなのかということについて考えていた」と彼は続ける。「陳腐に聞こえるかもしれないけど、僕らにとってはそれこそが音楽だし、僕らが言わなければならないことをみんなに聴いてもらうということなんだ。そういう人たち(ガガやカニエ)にとっての音楽が何なのかということも語っていると確信してるよ。でも名声ってのは……まあ面白い仕事だよ」

彼が愛好するサーフィンもアルバムのテーマの1つになっており、特に“サイベリアン・ブレイクス(Siberian Breaks)”という曲にそれがよく表れているという。

「(サーフィンを)できる時にはなるべくやるようにしている。次の日曜もコスタリカにサーフィンしに行くんだ。すごく好きだし、間違いなく『コングラチュレイションズ』のテーマになっていると思う。“サイベリアン・ブレイクス”っていう12分くらいの曲があるんだけどね。8つの異なる曲を一緒くたにしたみたいなやつなんだけど、ロシア近くの北極圏でサーフィンすることが全体的なテーマになっているんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2010
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする