フジファブリックの3人語る、喪失を越えて完成された新作『MUSIC』とは?

フジファブリックの3人語る、喪失を越えて完成された新作『MUSIC』とは?

フジファブリックの5枚目となるオリジナルアルバム『MUSIC』が完成。昨年12月に逝去したフロントマン・志村正彦の遺志を形にし、バンドの意地とプライドに貫かれたこの新作について、フジファブリックの3人が語っている。

掲載は現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN 8月号』から。彼らの言葉は、この作品に宿る力強いエネルギーと漲る挑戦性を伝えている。

インタビューでは、まず『MUSIC』完成までの流れが語られた。「移籍するっていうことは、気持ち的には再デビューに近いくらいだったんです。大きく変わりたいなっていう気持ちが、すごく強かった」(金澤ダイスケ/Key)と、レコード会社の移籍はバンドを大きく変化させたようだ。

そして志村の突然の訃報を受けた後の、バンドの状況に話がおよぶ。バンドで音楽活動を続けていくという並々ならぬ使命感、そして『MUSIC』制作時の心境を彼らは以下のように語っている。

「僕らは一番彼の近くにいる人間なので、やっぱり僕らが先頭に立って進んでいかないといけないなって」(金澤)

「3人で作業はしてますけど、やっぱり4人で作業してるっていうバンド感を感じてた」(山内総一郎/G)

またインタビューでは、『MUSIC』の全10曲を1曲ずつ解説。記事はメンバー3人の撮りおろし写真も掲載している。大きな喪失を乗り越え未来へと進んでいく、フジファブリックの今を伝える貴重な内容だ。
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