AC/DCが『ブラック・アイス』ツアーのライブ音源と映像をリリース

AC/DCが『ブラック・アイス』ツアーのライブ音源と映像をリリース - 2008年作 『ブラック アイス』2008年作 『ブラック アイス』

AC/DCは 昨年の6月まで続けていた『ブラック・アイス』ツアーの音源と映像によるライブ盤をリリースすることを明らかにした。

バンドは2009年12月にアルゼンチンのブエノイアイレスのリヴァー・プレート・スタジアムで3日間にわたって行われたライブを行っていて、今回のライブ盤はこの時の音源と映像を使ったものになるそう。なお、このライブには6万人以上もの観客がつめかけることになった。

モータースポーツのニュースを配信するオーヴァースティアTVにボーカルのブライアン・ジョンソンが語ったところによると「今俺たちはライブ盤を用意してて、これは前のツアーの最後の9月にアルゼンチンで収録したものなんだ」ということらしいが、若干勘違いや記憶違いも入っている模様。正確にはアルゼンチンのライブがあったのは2009年12月で、ツアーが終わったのは2010年の6月。ただ、最後の公演地がスペインで、アルゼンチンも公用語がスペイン語なので記憶がごっちゃになってしまったのかもしれない。

いずれにしてもブライアンは「今度のライブ盤には映像もついてきて、あと6週間後くらいでリリースになるはずなんだ。だから、これはすごく楽しみなんだな」と説明している。

また、その後の予定についてブライアンはなにも決まっていないとしている。

「ライブ盤の後の予定はまだなにも決めてないんだ。というのも、この間のツアーだってまる2年間ぶっ通しでやったんだからね。その過程で500万人もの観客に演奏を届けてきたんだから、休みくらいもらえて当然だと思うよ」

近年ライブ映像は頻繁にリリースしてきたAC/DCだが、アルバムとしてのライブ盤は実に1997年の『Let There Be Rock: The Movie – Live in Paris』(ボックス・セット『ボン・ファイアー~ボン・スコットに捧ぐ~』中に収録)以来となる。なお、この音源は同名のライブ映像の音源でもあって、この映像は日本では未発表のままだが、2011年中に初DVD化されるという噂もある。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする