盗まれたシド・バレットの自画像が返還される

盗まれたシド・バレットの自画像が返還される - 11月17日 『幻夢 シド・バレット・オールタイム・ベスト』11月17日 『幻夢 シド・バレット・オールタイム・ベスト』

ピンク・フロイドの創設メンバーで2006年に亡くなったシド・バレットが描いた自画像が先週末に展覧会会場から盗まれた事件で、絵が無事に返却されたことが明らかになった。

展覧会はロンドンのアイディア・ジェネレーション・ギャラリーで開催されていた「シド・バレットのアートと手紙展」というもので、自画像は4月9日の午後に盗まれてしまったという。

その後、シドのガールフレンドだったリビー・ゴースデンが作品を安全に戻してほしいと訴え、懸賞金を2千ポンドかけたところ、ギャラリーに郵便で無事戻されたとザ・ワイヤーが伝えている。

シドは1965年にピンク・フロイドをロジャー・ウォーターズ、ニック・メイソン、リック・ライトと結成。1967年にはロンドンで最も話題のグループとなったが、やがて薬物の影響による奇行が目に余るようになり、バンドから追われるようにして1968年に脱退。その後も音楽活動は続けたが、1978年には実質的に故郷ケンブリッジへ引退し、2006年にがんで亡くなった。

今回騒動の原因となった自画像はデビュー前に描かれたものだったという。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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