グラストンベリー・フェスでU2の客席ゾーンに巨大現金オブジェが出現?

グラストンベリー・フェスでU2の客席ゾーンに巨大現金オブジェが出現? - 09年 『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』09年 『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』

6月24日にグラストンベリー・フェスティヴァルでヘッドライナーとして出演する予定のU2だが、会場では巨大な札束の塊がバンドを待ち受けることになるという。これは実は税金忌避を糾弾する団体アート・アンカットによるデモ行為で、U2の「入り組んだ」節税対策へのクレームとして行うとガーディアン紙が報じている。

U2はバンドの事業拠点の一部を2006年にアイルランドからオランダに移しているが、これはアイルランドにおけるアーティストの減税措置が廃止されたことへの対策だとされていて大きな批判を呼んできた。

アート・アンカットはやはり同じようにイギリスで税金忌避をしている企業や個人を糾弾する団体UKアンカットとも密接な連携を取っているというが、UKアンカットが知られているかなり実力行使的なデモ戦略を行使するつもりはなく、ライブを妨害する意図はまったくないと明らかにしている。むしろ、視覚的に自分たちの主張を訴えたいとしている。

というわけで、団体は巨大な現金の風船を、アイルランドの国旗を模した彩りのゾーンからオランダの国旗のゾーンへと移すパフォーマンスを繰り広げるという。

「ボノは発展途上国の発展を願っているとは言っていますが、U2がやっているような貪欲な税金忌避は世界の貧困国の多くをさいなましている問題なんですよ」とアート・アンカットの広報は説明している。

しかし、ボノが創設者のひとりとなった貧困撲滅団体であるワンの広報はこう反論している。「U2のビジネス面での采配は発展途上国における違法な脱税行為や価格差を悪用した送金業務などとは無関係なものですし、こうした問題はむしろボノとワンとで糾弾しているものなのです」。

これについてはグラストンベリー・フェスの主催者側はコメントを拒否していて、U2側もコメントを出していない。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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