U2、マネージャー、ポール・マッギネスの還暦をライブのステージで祝う

U2、マネージャー、ポール・マッギネスの還暦をライブのステージで祝う - 1980年作『ボーイ』1980年作『ボーイ』

2年以上にわたって行われて、いよいよ終盤に入ったU2の360°ツアーだが、6月18日にカリフォルニア州アナハイムで行われたライブでボノはこれまで達成したことのないあることをやってのけたという。

ステージでボノは自分たちのマネージャー、ポール・マッギネスについて触れ、おそらくマッギネスは過去30年以上にわたってバンドのライブのほぼすべてに足を運んできているが、「実はU2のステージに立ったことはないんだよ。この人物なしには俺たちも相当に違ったことになってたはずなんだけどね」と語った。

それからボノはマッギネスに出会っていなかったらどんな道を歩んでいただろうかと紹介した。ボノによるとまずベースのアダム・クレイトンはハンドバッグのデザイナーになっていただろうし、ドラムのラリー・マレンはダブリンの警察の交通課の巡査になっていただろうと語った。そして、自分については、おそらくミュージカル版『スパイダーマン』が受けた酷評を意識してのことなのか、演劇評論家になっていただろうと笑ってみせた。そして、最近、マリブー市で邸宅を建設しようとしたが入札で競り負けたというエッジに関しては、都市計画プランナーになっていただろうと説明した。

しかし、幸いマッギネスのおかげで4人は現在のバンドとなったと話すとボノはこの日がマッギネスの60歳目の誕生日だということを紹介し、マッギネスをステージの中央に呼んだ。「U2のステージに初めて登場します、ポール・マッギネスです」とボノが紹介すると、会場では「ハッピー・バースデー」の大合唱が起きたとか。
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