ゴシップのベス・ディットー、自身のコスメ・ラインとマーク・ロンソンとの新作について語る

2007年作 『スタンディング・イン・ザ・ウェイ・オブ・コントロール』

ゴシップのベス・ディットーはコスメティック大手のマックと自身のコスメ・ラインを開発したことをバンドのフェイスブックで発表していて、今年の夏に発売されると明らかにしている。マックでは昨年バービーやハロー・キティなどのキャラクターとのコラボレーションも行っていて、さらにヴィジュアル・アーティストのシンディ・シャーマンやマペットのキャラクター、ミス・ピギーのラインも過去に開発したことがある。

その一方でゴシップは2010年の『ミュージック・フォー・メン』以来となる新作をマーク・ロンソンをプロデューサーに迎えて完成させていることをベスは明らかにしている。

「わたしたちの間で共通した絆となったのは、どちらも圧倒的な声、教会のコーラスとかが大好きだったということで。それとマークはカントリーも大好きだと言ってて。これはわたしにはすごく大事なことで、というのもわたしが一番好きなものといったら、まずはカントリーがあって、それからパンクとヒップホップっていうものだから」

プロデューサーにはほかにゼノメニアを迎えているという。

ベスは2009年にはイギリスのキングサイズ洋服大手のエヴァンスに対してもデザインを提供しているがこの時のことをザ・タイムス紙にこう語っている。「わたしはレズだし、しかもゴリゴリのレズだから、こんなまともな企業との企画を本気でやりたいのかどうかすごく悩んだんだけど。でも、こういうのはひとつの夢でもあったから。わたしが靴のスケッチを書くと、会社はそれをすぐに作ってわたしに航空便で送ってくるっていうことが文字通りのこととして起こったわけで。それに、身体が大きいから着ちゃいけないってずっと言われてきたことをたくさんやってみたいと思ったのね」。


(c) NME.COM / IPC Media 2012