ノエル・ギャラガー、オアシスがアメリカでブレイクするにはボノやクリス・マーティン的なヴォーカルが必要だったと語る

ノエル・ギャラガー、オアシスがアメリカでブレイクするにはボノやクリス・マーティン的なヴォーカルが必要だったと語る - オアシス 1997年作『ビー・ヒア・ナウ』オアシス 1997年作『ビー・ヒア・ナウ』

現在ヨーロッパ・ツアー中で4月からはアメリカ・ツアーに突入するノエル・ギャラガーだが、オアシスがアメリカで本格的にブレイクできなかったのはバンドにボノやクリス・マーティンのようなヴォーカルがいなかったからだと語っている。

CNNの取材に応えたノエルは、オアシスはアメリカではのっけからいきなり蹴躓いてしまったと語ったが、ただ一般的にいわれている以上にはアメリカでも成功はしているとも説明している。

「残念だけど俺たちの場合、アメリカではいきなり最初から蹴躓いた感じだったよね。おまけにツアーを4回組んで、どれも最初から始まらなかったか、最後までやってなかったりするからね」

さらにノエルはこう続けている。「俺たちにはボノやクリス・マーティンのようなヴォーカルがいなかったからな。俺たちにいたのは違ったタイプのヴォーカルで、ジョニー・ロットンみたいなやつだったから。でも、オアシスのメンバーであれを振り返って後悔するやつは誰もいないと思うよ」。


さらにアメリカでのオアシスの人気については次のように語っている。「別に負け惜しみで言ってるわけじゃないんだけど、俺たちだってハリウッド・ボウルは売り切ってるし、マディソン・スクエア・ガーデンは普通にソールド・アウトだったからね。それを証明するゴールド・ディスクやプラチナ・ディスクもあるからな、若造。(ロンドンの東の)ダゲナムでレコード売ってるだけじゃそんな芸当はできねえんだよ」。


ただ、自身のソロ新作を受け入れていくのもアメリカでは時間がかかっていることもノエルは認めている。「あのアメリカ人っていうのは相変わらず頑固だよね。一体なにがどうなってんだか、さっぱりわからないよ。趣味性ってもんがまるでないのかね? なんでグリーン・デイが億万長者で、アメリカでは俺がそうでもなかったりするんだよ? 意味わかんねえよな」。

CNNとのノエルのインタヴュー動画はこちらから→

http://edition.cnn.com/video/#/video/international/2012/03/05/wyatt-noel-gallagher-oasis-intv.cnn



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