オバマ大統領、今度はTVでジャム・セッション

オバマ大統領、今度はTVでジャム・セッション

アメリカのバラク・オバマ大統領は4月25日に深夜のトーク・ショー『レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン』に出演し、番組の箱バン、ザ・ルーツやジミー・ファロンとともに「ニュースのスロー・ジャム」を行い、このなかで学生向けローンの金利引き上げ案への反対を訴えた。

今年の選挙も見据えた今回の5分ほどのこのパフォーマンスでオバマ大統領はジミー、ザ・ルーツのブラック・ソートとともにマイクを交えながらザ・ルーツのスロー・ジャム演奏に合わせて、議会が学生向けローンの金利の倍増案を検討していることへの反対を語り、「大学を学生にまかなえるものにしよう」と語り、ジミーは大統領のことを「プリージー・オブ・ザ・ユナイテッド・スティージー」と触れてみせた。パフォーマンスの後にはジミーと通常のトークを披露した。トークでは自分だって8年前にやっと学生ローンを払い終えたのにそんなに利率を上げたらろくなことにならないと語っている。

オバマ大統領は今年に入ってからホワイト・ハウスで開催されたイヴェントでシカゴ・ブルースの大御所BBキングとのデュエットをこなしてもいて、さらに1月にはやはりニューヨークで開催されたチャリティ・イヴェントでアル・グリーンのソウルの名曲"レッツ・ステイ・トゥゲザー"の熱唱も披露している。

また、今月に入ってからも大統領はジェイ・Zとカニエ・ウェストのどちらが好きかと問われジェイ・Zを挙げ、カニエは間抜けだけれども才能があると語っている。

なお、今年アメリカの大統領選に臨むオバマ大統領は2012再選キャンペーン・オフィシャル・プレイリストを音源ストリーミング・サイトのスポティファイで公開していて、選曲はスタッフのほか一部は大統領自身も行っているという。プレイリストには現在、ノア・アンド・ザ・ホエールズ、アーケイド・ファイア、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、ブルース・スプリングスティーンの"ウィ・テイク・ケア・オブ・アワ・オウン"、アル・グリーンの"レッツ・ステイ・トゥゲザー"、さらにザ・バンドの"ザ・ウェイト"のアレサ・フランクリンによるカヴァー、ウィルコ、ノー・ダウト、REOスピードワゴン、ELO、ジェイムス・テイラー、U2なども含まれている。

オバマ大統領の学生ローン・スロー・ジャムを観るにはこちらから→
http://www.latenightwithjimmyfallon.com/


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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