ノエルとリアム、それぞれのマンチェスター・シティ優勝への思いとは

ノエルとリアム、それぞれのマンチェスター・シティ優勝への思いとは

イギリス・サッカー・プレミア・リーグ第36節に行われたマンチェスター・ダービーでマンチェスター・ユナイテッドを見事下したものの、次節のニューカッスル・ユナイテッド戦では敗北を喫し、先週日曜日の最終節クィーンズパーク・レンジャーズ戦では2対1とリードされながらもロスタイムで2点叩きだし、歴史的な大逆転でプレミア・リーグ優勝を決めたマンチェスター・シティFC。

現在南米ツアー中のノエル・ギャラガーはチリのバーで観戦した波乱に満ちた試合を次のように振り返っている。

「テンション高く始まってね、そこから意気揚々として、そこからまたテンションが張りつめてね。もうまるでQPR(レンジャーズ)が生まれてからこの方ずっとっていうくらいリードを取っててさ、どんよりした展開だったなあ。点を入れる前には『今必要なんだ、俺たちがなんか起こすには今必要なんだ』って考えてて、ジェコがゴールを決めてからはなにがなんだかよくわからなくなったよ。とにかく、四文字言葉叫びまくりだったよ」

セルヒオ・アグエロが決めた決勝ゴールについてはこう語っている。「一緒に観てたやつが店のテレビを壁からひっぱがそうとする騒ぎになってさ。大声で悪態つきまってから、ガキみたいに泣きじゃくっちゃったよ。あんなもの、これまで観たことなかったからさ。脳味噌ぶっ飛びだったね」

マンチェスター・シティにとってはプレミア・リーグ始まって以来、イギリスのリーグ優勝としては44年ぶりの栄冠となった。

その一方で、やはりシティの大ファンで知られるリアムは、わざわざマンチェスター・ユナイテッドの監督アレックス・ファーガソンを揶揄する形でシティの優勝を称えていて、試合の翌日の朝、「ファーギー(ファーガソン)クビだな! LG」とツイートしている。リアムは決勝戦をホーム・スタジアムで観戦したとか。

なお、ファーガソン監督は1986年からユナイテッドを率いながらユナイテッドの黄金時代を作り出していて、史上最高の監督のひとりともいわれている。その間、シティは3部リーグ落ちするほどのスランプを味わっていた。また、シティは今年のリーグではユナイテッドと勝ち点は同じだったが、得失点差でリーグ優勝をもぎ取った。
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