レディー・ガガは自身のファンに向けた新しいSNSサイト、リトル・モンスターズを開設した。

サイトは「リトル・モンスターのみなさん、お帰りなさい!」というメッセージとともに7月9日から公開になっていて、サイトの趣旨を「アートと寛容さとモンスターとガガでいっぱいになったコミュニティであなたの情熱とクリエイティヴィティを分かち合うこと」だとしている。

メール登録などでメンバーとなってログインすると、ニュースや写真を共有し、ファンとのチャットを楽しんだり、レディー・ガガのライヴ・チケットの購入もできるという。さらにメンバー同士でフォローし合い、メッセージのやり取りなどもできるとか。

サイトはフェイスブックと画像共有サイトのピンタレストを合わせたような使い勝手になっていて、「誰もが安全で受け入れられる場」にするための「モンスター・コード」というルールが設定されているという。また、こうしたガイドラインなどとともにユーザーは「勇気を持つこと」「寛容であること」「自分らしくあること」を促されるという。

なお、このリトル・モンスターズを実際に運営するのはバックプレインという運営会社でいずれはツイッター、ユーチューブ、フェイスブックなどのレディー・ガガのSNS活動をすべて一元化するのを目指しているという。『ワイアード』誌との取材に応えてレディー・ガガのマネージャーのトニー・カーターは、バックプレインによってアーティストとファンとの間のインタラクティヴは革命的に変化するかもしれないと語っている。

「いずれバックプレインを通して音楽がリリースされることになるだろうし、そうしたら音楽ヴィデオもバックプレインを通してリリースされることになるだろうし、チケットもすべて同じことになるかもしれないんだよ。時期をかけてそういうオーディエンスを育てれば、どこでなにを探せばいいのかすべてわかってもらえるんだよ」

アーティストが自身のSNSサイトを立ち上げた例としては2007年のカイリー・ミノーグのカイリー・コネクトがあるが、その後あまり活動は芳しくなく、会員数は5088名に留まっている。

リトル・モンスターズはこちらから→
http://littlemonsters.com/

(c) NME.COM / IPC Media 2012