ビッフィ・クライロは新作が2枚組となり『Opposites』というタイトルになることを明らかにしている。
かねてから2009年の『オンリー・レヴォリューションズ』に続く次回作を制作していることを明らかにしてきていたバンドだが、7月31日に出演したBBCラジオのゼイン・ロウの番組では新曲"Stingin' Belle"も明らかにしている。
新曲を公開する心境をサイモン・ニールは次のようにロウに語っていた。「ここ数年取りかかっていたものを明らかにするというのは、変な感じなんだよ。全然こういうことには慣れてこないんだけど、でも、すごく刺激的ではあるよ。もちろん、すごく神経質になってはいるんだけど、でもすごく気分は乗ってるんだよ」。
特に"Stingin' Belle"をまず明らかにしたその理由についてサイモンはこう答えている。「レコーディングをしながら、一番早い時期に、全員にひっかかってきた曲だったんだよね。このアルバムを体現していて、このアルバムがどれだけ過剰なものなのかを見せてくれている曲なんだよ」
さらにサイモンは「ひょっとするとぼくたちにとっては最後の本当に過剰なレコードなのかもしれないね」とそれに続いて説明した。サイモンはまた、アルバムは変だけれども音楽的でもあると次のように説明している。
「ぼくたちはこれまでやってきたとおり、しっかり音楽的にやってるし、しっかり変なものにもしてるんだよ」
なお、アルバム・タイトルについてはこれまでのアルバムで常にポジティヴな歌詞がありつつ、ネガティヴなものもあるという、対照的な内容が一緒に収録されてきたことについて触れたものだという。
バンドは9月22日にロンドンのラウンドハウスで行われるアイチューンズ・フェスティヴァルでヘッドライナー出演する予定だ。
"Stingin' Belle"のラジオ音源はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=gLBuqbk5_4U
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