ザ・ローリング・ストーンズは12月8日にニューヨークのブルックリン区にあるバークレイズ・スタジアムで50周年記念ライヴの3回目の公演を行ったが、セット中、ミック・ジャガーはジェイ・ZをもじったMCを披露した。
バークレイズ・センターは今年の9月に落成した新しい会場で、そのこけら落としをジェイ・Zの8日間公演が飾ることになったが、この時の千秋楽にジェイ・Zは地下鉄で会場へと乗り込み、この時の様子がジェイ・Zの新しいドキュメンタリー『Life + Times』にも収録されている。ジェイ・Zが乗り合わせた車両では通勤客の大きな驚きを呼ぶことになり、それぞれにツイッターや写メを始めたが、ドキュメンタリーではジェイ・Zの隣に座ったある老婦人が「あなた有名人なの?」とジェイ・Zに問いかけるシーンが紹介されている。ジェイ・Zはこれに「うん、そうなんだけど、あんたが知らないんだから、たいしたもんじゃないよ」と答えていて、ミックはこのやりとりをもじって次のようなMCを披露した。
「ブルックリンに来られて嬉しいよ。このすごい新しい会場にね。実は今日ここに来るまでぼくたちは地下鉄に乗ってきたんだよね。隣に座ったやつはジェイ・ゼッドってやつだったよ……あ、違った、ジェイ・Zか」
ストーンズはこの日、23曲にわたるセットを披露し、冒頭は"一人ぼっちの世界"で幕を開け、それにレノン=マッカートニー作品の"アイ・ワナ・ビー・ユア・マン"を続け、さらに"ザ・ラスト・タイム"と初期ナンバーの3連発をたたみかけた。その後、4曲目の"ギミー・シェルター"ではO2アリーナ公演初日のように、メアリー・J・ブライジが登場して客演を果たした。
また、ブルース・カヴァーとなった"ゴーイン・ダウン"ではゲイリー・クラーク・ジュニアが客演し、さらにコーラスを使ったヴァージョンの"無情の世界"ではトリニティ・ウォール・ストリート声楽隊が出演した。大好評だったセットを締め括ったのは"サティスファクション"だった。
バンドは12月13日と15日にもニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターでライヴを予定しているが、12日にはハリケーン・サンディの被害者支援チャリティ・コンサートにも出演する。
8日のセットリストは以下の通り:
'Get Off Of My Cloud'
'I Wanna Be Your Man'
'The Last Time'
'Paint It Black'
'Gimme Shelter'
'Wild Horses'
'Going Down'
'All Down The Line'
'Miss You'
'One More Shot'
'Doom And Gloom'
'It's Only Rock 'N' Roll (But I Like It)'
'Honky Tonk Women'
'Before They Make Me Run'
'Happy'
'Midnight Rambler'
'Start Me Up'
'Tumbling Dice'
'Brown Sugar'
'Sympathy For The Devil'
'You Can't Always Get What You Want'
'Jumpin' Jack Flash'
'(I Can't Get No) Satisfaction'
バークレイズ・センターでメアリー・J・ブライジと共演する"ギミー・シェルター"はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=o7LlSzN1Ki0
地下鉄でのジェイ・Zと婦人のやりとりはこちらから(18分30秒辺りから)→
http://www.youtube.com/watch?v=GBvyEGQeHnk&feature=player_embedded
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