ジャック・ホワイト、メグ・ホワイトはザ・ホワイト・ストライプスの活動を共有してくれなかったと語る

ジャック・ホワイト、メグ・ホワイトはザ・ホワイト・ストライプスの活動を共有してくれなかったと語る

元ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ストライプは、ホワイト・ストライプスではバンドの最も楽しかった瞬間もメグ・ホワイトがバンドに興味がなかったため、分かち合えなかったと語っている。

ザ・ホワイト・ストライプスは2001年の『ホワイト・ブラッド・セルズ』での成功を境に00年代を代表するバンドともなったが、バンドの全盛期においてもメグはジャックが感じていたほどの情熱を共有してくれなかったとジャックは『エスクワイア』誌に語っている。

「ザ・ホワイト・ストライプスではメグがまるで興味を持ってくれないから、よかった瞬間を共有できることは不可能だったよ。なにかいいことがあっても、抱き合ったり、祝杯を上げたりするわけでもなくてね。そういうことは起きないバンドだったんだ」

さらにジャックは次のように続けている。

「スタジオでザ・ホワイト・ストライプスのトラックをレコーディングするとなれば、俺とメグとエンジニアという顔触れになるわけだよ。それである曲のミックスを仕上げたとして、俺が『すげーな! これはかなりいいぜ!』って盛り上がって、見回してみても、メグはそこにただ座ってるだけで、エンジニアもただ座ってるだけなんだ」

「だから、俺もさ、『ああ、悪かったね、じゃ、次行こっか……』って感じになるわけで。結局、俺がひとりでなんかやってただけなんだよ。でも、俺には本当にいい訓練になったよ。自分が感じてるものをどこまで信じ切れるかということでね」

ただ、かつては結婚もしていたメグとの間にはザ・ホワイト・ストライプス時代にたくさんの大切な思い出もあるとジャックは説明している。「本当に美しい瞬間がいくつもあったんだけど、誰にも知られることはもうないと思うと、妙な感じだよね。というのも、俺がそれを人に話すかどうかにかかってるわけで、メグから話すことは決してないだろうからね。そんな恋愛譚にはさびしさもまたつきまとうもんだよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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