デヴィッド・ボウイ、神道を初めとする日本の宗教を語る

デヴィッド・ボウイ、神道を初めとする日本の宗教を語る

3月13日に10年ぶりの新作アルバム『ザ・ネクスト・デイ』をリリースするデヴィッド・ボウイが、ベルリン3部作と言われる『ロウ』『ヒーローズ』『ロジャー』を制作していた1977年当時の貴重なロング・インタヴューが、発売中の『ロッキング・オン』4月号に掲載されている。

インタヴューはアルバム『ヒーローズ』の完成直後に行われたもので、ベルリンの次に移住する場所を考えるかという問いかけについて、ボウイは次のように答えている。

「これから行こうと思ってる候補国は2つある。日本とイスラエルなんだ。どっちのほうに軍配があがるか、まだ決められないんだけどさ。特に日本にはいつだって戻りたいんだよ。その場合、最終的には京都に行くんじゃないかな。京都で何ヵ月か静かに暮らしてみて、それが作品にどう現れるかを見てみたいんだ。プライベートの面でも京都に行くのは意味があるんでね。けっこう日本国内を旅してまわったけど、見たこともないようなすごく変わった儀式やパフォーマンスが地方や村にたくさん残ってるんだよ。で、控えめにいっても僕の日本語能力は限られてるから(笑)、こういうパフォーマンスがどういう系譜から来てるのか、源流はどこにあるのか推測すらできないんだよね。人間の儀式は何でも祈り、神に捧げるためにあるんだから、日本のも祈りのためだろうと思うんだけど。でね、日本人って自分たちは世界でも珍しいくらい宗教に寛容だって言うわりには、日本全体でクリスチャンなんて3人くらいしかいないんだよ(笑)。そりゃあ、キリスト教が弾圧されてるわけじゃないだろうけど、まあ要は全員神道の信者ってことだよね。だから日本のアートのほとんどは神道か、でなきゃ戦前の大日本帝国的なものから来てるんだ。全体としてはすごく洗練されているけど、ちょっと警戒しないといけないところもあるんだよ」

ボウイは翌1978年には日本での来日ライヴを実現させているが、ツアー終了後の1980年には再びベルリン以前に住んでいたアメリカに戻ることになった。『ロッキング・オン』4月号の特集では、他にもベルリン時代に撮り下ろされた、フォトグラファー鋤田正義氏の貴重なボウイのポートレートを掲載している。

『ロッキング・オン』4月号の詳細はこちら。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/78836
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