ノエル・ギャラガーやステレオフォニックスのケリー・ジョーンズがジャスティン・ビーバーの開演2時間遅刻に苦言を呈す


貧困国への支援のチャリティ活動の募金を2年おきに行っている英国のバラエティ番組『コミック・リリーフ』の一環として、3月6日にコメディアンのラッセル・ブランドが主催するコメディとライヴ音楽イヴェント、ギヴ・イット・アップ・フォー・コメディ・リリーフがウェンブリー・アリーナで開催されたが、これに出演したノエル・ギャラガーがジャスティン・ビーバーに対して苦言を呈している。

ノエルが言及しているのは、ジャスティンが3月5日にロンドンのO2アリーナで行ったライヴに遅刻したことで、8時半の出番が予定されていたのに対し、実際にステージに登場したのは10時半近くと約2時間も遅れることになた。ほとんどガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズかと思わせる遅刻にノエルは「俺がそいつのファンだったら却ってほっとしたかもしれないよ」とまずは皮肉ってみせた。

「でも、実際にはがっかりしたと思うよ。だって、観に来た子供たちはみんなめそめそ泣いてるんだからさ。奴のことはたいして知らないから特に意見はないんだけどね。でも、それをやっちゃ、ちょっとダメだろ」

一方、ステレオフォニックスのケリー・ジョーンズは誰かビンタしてやれと語っている。

「時間通りに会場に来られなくてステージに出られないっていうのはビンタもんだろ。言い訳のしようがないよ。どうせ取り巻きだって80人くらいいるんだろうし、あれだけ金を稼いで、その80人のうち誰も時計を持ってないなんてことあるわけがないし、ということはなんか問題があるってことだよね」

「あいつのライヴに来るような子供は、みんな翌朝学校に行かなくちゃいけないんだからさ。ほんと恥を知れって思うよ」

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