ブロック・パーティー、夏にEPをリリース後、再び無期限の活動休止へ

ブロック・パーティー、夏にEPをリリース後、再び無期限の活動休止へ

ブロック・パーティーが秋を境に再び活動休止に入ることが明らかになった。

バンドは非常に波の激しいグループ・ダイナミズムから離れて、しばらくメンバー各自が各々に自由にやれる時間を作ることにすると、ラッセル・リサックは「ポストメディア・ニュース」に語っている。

「フェスティヴァル出演をすべて終えたら、まずは休みに入ることになると思うよ」とラッセルは語っているが、この休みは「半年かもしれないし、1年かもしれないし、2年かもしれない」と無期限であることをほのめかしている。

「何とも言えないところなんだ。というのも、一旦休みを取るとそれぞれに自分のことをやることになって、それによってバンドが休んでいる時間も伸びていくもんだからね」

なお、バンドは2009年から11年にかけても活動を休止しているが、その際もケリー・オケレケはいつ再開するのか分からないと語っていた。その後、活動を再開したことについてケリーは「ちょっと(ソロについて)自家中毒的になってきてたんだよね」と理由を述べている。ラッセルも同じように今回の活動休止について次のように説明している。

「極端に気分が高揚したり、いきなり落ち込んだりと、あまりにも激しいジェットコースター的な生活になってるからね。とんでもないライヴをやり遂げて、全員で気持ちよく舞い上がったかと思うと、どうでもいいような些細なことで全員が反目し合ったりとか、そういう感じなんだよ」

特に、事態が深刻になったのは2009年の『インティマシー』のツアーで「バンド内の人間関係がうまくいかなくなってね。自分たちのやっていることを楽しめなくなってきてたんだよ」とラッセルは説明している。ケリーはまたこういう事態に陥らないように、いろいろ予防線は張っていると語っていたが、ラッセルは「多少はもっとうまく対応できるようにはなったとは思うよ。でも、すごくよくなったとは言えないな。ちょっとはよくなったということで」と語っている。

なお、ラッセルはバンドが現在スタジオ入りしてEPをリリースする可能性もあると先頃明らかにしていたが、このEPを夏にリリースしてバンドは活動休止に入るという。
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