アーケイド・ファイア、スパイク・ジョーンズの新作映画『Her』の音楽を担当


10月29日に4作目となるニュー・アルバムをリリースするアーケイド・ファイアだが、バンドはスパイク・ジョーンズ監督の最新作の音楽を担当することが明らかになっている。

本格的な長編映画としては2009年の『かいじゅうたちのいるところ』以来となる新作は『Her』というタイトルで、ホアキン・フェニックス、クリス・プラット、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルドらが出演しており、さらにスカーレット・ヨハンソンが声での出演を果たしているという。スパイク・ジョーンズは作品について次のように映画サイトの「プレイリスト」に語っている。

「近未来のロスを舞台にしていて、ホアキン・フェニックスの演じるキャラクターが世界で初めての、人工知能OSを購入するという話なんだ。するとこのOSはホアキンのコンピューターの中で、人間となって、ひとつの存在であり、ひとつの意識となっていくわけだよ」

映画の予告編も8月7日にネットで公開されていて、そのなかでも「音楽:アーケイド・ファイア」とクレジットされている。これまでバンドは『かいじゅうたちのいるところ』にも“ウェイク・アップ”のアコースティック・ヴァージョンを提供していて、スパイク・ジョーンズもバンドの前作『ザ・サバーブス』を題材にした短編映画『シーンズ・フロム・ザ・サバーブス』を製作するなど、両者のコラボレーションを果たしてきた。

『HER』は11月20日に全米公開を予定している。

『Her』の予告編はこちらから→