メタリカ、中国での著作権侵害についてことさら問題視するつもりはないと語る

メタリカ、中国での著作権侵害についてことさら問題視するつもりはないと語る

サマーソニックでヘッドライナーを務めたメタリカは、その後に行った上海でのライヴ模様をドキュメンタリーとして撮影していて、リリースの方法を今模索しているところだという。

バンドは8月13日と14日に上海のメルセデス・ベンツ・スタジアムでライヴを行ったが、ドラムのラーズ・ウルリッヒは映像のリリースの方法をまだ決めていないが、いずれリリースして「みんなに分かち合ってもらって、楽しんでもらいたい」と語っている。

バンドが行った記者会見でのラーズの発言を『タイム・アウト』上海誌は次のように伝えている。

「この素晴らしい国に来て、このエネルギーと興奮を目の当たりにして、この経験を祝福し、記録して作品としてリリースするというアイディアが持ち上がったんだ。今きみたち(上海のメタリカ・ファン)はたくさんいて、今日会場に来てくれた人たちは2万人くらいいるかもしれないけど、それならこの体験を映像に記録して分け合えたら、この先もっとたくさんの上海のファンにライヴに来てもらうこともできるし、引いてはメタリカと中国の関係もこの先何十年間も続く、新しいレヴェルに達するかもしれないと思ったんだ」

「俺たちはこのことをすごく楽しみにしているし、ここから何かすごくいいものが生まれるような気もしてるんだ。それがどういう形になるのはまだわからないけれども、でも、みんなで分かち合えて、楽しんでもらえるものにできるように最善を尽くすつもりだよ」

また、音源の著作権については過去に積極的にアーティスト側の権利を追求してきたことでも知られるメタリカだが、中国での著作権侵害の横行をことさらに問題視するつもりはないともラーズは明らかにしている。

「俺たちがここにきてますますエネルギーを注ぐようになってきていることは、自分たちにコントロールできるものとできないものとの一線をはっきりさせるということなんだ。余分な時間があるんだったら、自分の子供たちとフェイスタイムで話すことに使いたいということだよ。中国における著作権の問題はまた全然別な次元の話だよ。そういうことは自分ではコントロールできないから、なるべく見ないようにするということだね」
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on