マコーレー・カルキン、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァー音源を公開
2013.12.10 21:45
映画『ホーム・アローン』で知られる俳優のマコーレー・カルキンが組んでいるヴェルヴェット・アンダーグラウンド・トリビュート・ユニットの音源がネットに公開されている。
ユニットはピッツァ・アンダーグラウンドといってマコーレー以外にはマット・コルボーン、フィービー・クルーツ、ディーナ・ヴォルマー、オースティン・キルハムとニューヨークのアンタイ・フォーク・シーンで活躍するミュージシャンが顔を揃えていて、マコーレーは「パーカッション、カズー、ヴォーカル」担当とクレジットされている。
バンドのデモ音源が先週ネットで公開されているが、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの楽曲を捻ったものになっていて、"I'm Waiting for Delivery Man"("I'm Waiting for the Man")、"All the Pizza Parties"("All Tomorrow’s Parties")、"Cheese Days"("These Days")などといったトラックが収録されている。
マコーレーとピッツァ・アンダーグラウンドは昨年の2月に結成され、今年に入ってから漫画やコミック展示イヴェントであるコミック・アーツ・ブルックリンでのパフォーマンスやアンタイ・フォーク・シーンの根城となっているニューヨークのライヴハウス、サイドウォーク・カフェで行われたルー・リードへの追悼ライヴへの出演などをこれまで果たしている。
マコーレーはこれまでやはりアンタイ・フォーク・シーンで活躍するザ・モルディ・ピーチズのアダム・グリーンとも活動を共にしたことで知られているが、今回のユニットの中軸となるフィービー・クルーツは「冗談フォークの第1人者」と『ザ・ニューヨーカー』誌に評されたこともあると『ザ・ガーディアン』紙は伝えている。
なお、今回のデモ音源はマコーレーの自宅でレコーディングされたとか。デモ以外のリリースについてはなにも明らかにされていない。
ピッツァ・アンダーグラウンドのデモ音源はこちらから。