ジョイ・ディヴィジョンのデビューEP『An Ideal for Life』が今年のレコード・ストア・デイにあたる4月19日に再発されることが明らかになっている。
オリジナル・ヴァージョンは1978年にバンドがワルシャワからジョイ・ディヴィジョンへと改名して間もなくリリースされた4曲入りのEP盤。アナログ・7インチ・ヴァージョンのジャケットはバーナード・サムナーが描いたヒットラー・ユーゲントの少年のイラストを使っていたため、リリース当初はネオ・ナチかと話題を呼ぶことになった。今回のジャケットは建設現場の足場のイメージを使用した当時の12インチ・ヴァージョンのジャケットでリリースされる。また、今回のヴァージョンはバンドのエンジニアを長く務めたフランク・アークライトによってロンドンのアビイ・ロード・スタジオでリマスタリングされたものになっているという。
今年のレコード・ストア・デイでは他にも様々なリリースが企画されていて、ポール・ウェラーは2500枚限定で新曲を7インチでリリース、ニルヴァーナは“ペニーロイヤル・ティー”を7インチで再発、オアシスは12インチの“スーパーソニック”を再発する。他にもデーモン・アルバーン、ザ・ビーチ・ボーイズ、チャーチズ、エドウィン・コリンズ、ディスクロージャー、フリートウッド・マック、ハイム、キングス・オブ・レオン、メトロノミー、アウトキャスト、スリップノット、ザ・ローリング・ストーンズらがリリースを予定している。
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