Ⓒ Rock & Roll Hall of Fame 2021テイラー・ホーキンスが亡くなってからというもの、デイヴ・グロールは果たしてステージに復帰できるんだろうか？と心配していた人も多かったのではないかと思うが、なんと６月25日にグラストンベリーのヘッドラインを飾ったポール・マッカートニーのステージにデイヴが招かれ共演した。2曲で共演し、最後にジャムをしたのだが、そのうちの1曲の映像が公開されている。
”Band on The Run”
さらに今回のライブの中でもハイライトのひとつである、ジョン・レノンとの”共演”が実現した”I’ve Got a Feeling” の映像も公開された。ポールは、「バーチャルとは言えジョンと久しぶりに共演できたことがすごくスペシャルだ」と言っていた。
ちなみにデイヴ・グロールとは、”Band on the Run”の前に、”I Saw Her Standing There”でも共演。
デイヴは、「水曜日に来ようとしたら飛行機がキャンセルになって、木曜日に空港に戻ったらまた飛行機がキャンセルになったんだけど、あなたと今このステージに立たないなんてことは絶対にないから」と語っていた。
デイヴが出演するのは、当初から噂になっていたことだけど、テイラーが亡くなってからデイヴが公に姿を現したのはこれが初めてであり、これ以上ない本当に美しい形でデイヴがステージに戻ってきてくれて嬉しい。
この写真は、去年フー・ファイターズがロック殿堂入りした際に、ポール・マッカートニーが彼らの殿堂入りのスピーチをした際の写真だ。
Ⓒ Rock & Roll Hall of Fame 2021デイヴ・グロールは”I Saw Her Standing”と”Band on the Run”を共演し、続けてニュージャージーのライブにも登場したブルース・スプリングスティーンが”Glory Days”と”I Wanna Be Your Man”で共演。
ライブの最後に２人がまた出てきて、デイヴさんはABBAのシャツを着ているが、”The End”をジャムして終わった。
この日のポール・マッカートニーのステージは全メディアがただただ圧巻と絶賛している。グラストンベリー史上最高と書いているメディアもあった。この日も３時間近いセットだったし、驚いたのが、16日にニュージャージーで全米ツアーを終えたのに、このライブの前日の24日に小さい会場でウォームアップギグをしていること。ステージに立つことで若返っているようにも思える。偉大すぎる。
グラストでのセットリスト。
Can't Buy Me Love
Junior's Farm
Letting Go
Got to Get You Into My Life
Come On to Me
Let Me Roll It
Getting Better
Let 'Em In
My Valentine
Nineteen Hundred and Eighty-Five
Maybe I'm Amazed
I've Just Seen a Face
In Spite of All the Danger
Love Me Do
Dance Tonight
Blackbird
Here Today
New
Lady Madonna
Fuh You
Being for the Benefit of Mr. Kite!
Something
Ob-La-Di, Ob-La-Da
You Never Give Me Your Money
She Came in Through the Bathroom Window
Get Back
I Saw Her Standing There (with Dave Grohl)
Band on the Run (with Dave Grohl)
Glory Days (Bruce Springsteen cover) (with Bruce Springsteen)
I Wanna Be Your Man (with Bruce Springsteen)
Let It Be
Live and Let Die
Hey Jude
●Encore:
I've Got a Feeling (Virtual duet with John Lennon)
Helter Skelter
Golden Slumbers
Carry That Weight
The End (with Dave Grohl) (also with Bruce Springsteen)
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