#松坂桃李 × #染谷将太 × #魚豊 スペシャル鼎談、CUT10月号掲載!! 100m10秒、真剣(ガチ)で走った劇場アニメ『ひゃくえむ。』に懸けたものとは


明日9月19日に公開する劇場アニメ『ひゃくえむ。』では、生まれつき足の速い“才能型”のトガシを松坂さん、トガシとの出会いから100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮を染谷さんが演じています。
100m走を通してライバルとも親友ともいえる関係になったトガシと小宮を演じたおふたりと原作者・魚豊先生のスペシャル鼎談インタビューが、CUT10月号で実現!
松坂さんと染谷さんの『ひゃくえむ。』への深い共感、原作者として感じる劇場版の魅力、そして、俳優として/マンガ家として最前線に立つからこそ感じた「表現」についての体感と分析をたっぷりと語り合ってくれました。
以下、インタビューから一部抜粋してご紹介します。

自分の人生観とかモヤモヤしていたものを言語化してもらった、というか……他人事じゃなかったんですよね。原作を読んでいると、俺の中にある弱いものが、あった。でもそれだけじゃなくて、同時に、俺の中にきっとある理想も描かれていて……読んでいて殴られたような気持ちになりました(染谷)

僕はアスリートでもないのに、なんでこんなに共感しかないんだろう?とマンガを読んで思いました。(中略)陸上だけじゃなくて、いろんなものに向き合っている人にも言えることだと思っていて。その一瞬で人生が変わっちゃうとか、練習でうまくできていたけど本番ではうまくできないとか、でもそんなリスクを背負ってでも一生やり続けたい、とか。そういう哲学はマンガを読んで感じましたし、僕もなんかわかる!と共感できました(松坂)

物語ってめっちゃ不思議ですよね。他人の主観って最後までわからないものなので、みんな自分の主観の檻で生きていくしかない。でも物語は、その中継地になれる。同じ物語を読むことで、主観を一致させられる。それが、僕が信じている物語の豊かさなんですよね。だからおふたりが自分と同じように感じて、考えてくださっていると知ることができたのが、本当に嬉しいです(魚豊)

インタビュー後半では、作品への思いを真剣に語るおふたりの姿を見ていた魚豊先生が「今さらですが、ふたりとも本当にかっこいいなと……」と急に言葉にして、おふたりもその場にいたスタッフ一同も思わず爆笑。3人でのインタビュー取材は初めてということでしたが、和やかな雰囲気でお話を聞かせてくれました。実は出身中学校が同じだという染谷さんと魚豊先生の共通点も、インタビュー内で触れていますのでお見逃しなく。

誌面では鼎談インタビューだけでなく、松坂さん&染谷さんの撮り下ろしポートレートも掲載。迫力のある姿を収めていますのでぜひチェックしてください。オフショット(↑)には、魚豊先生にも参加!?(笑)。おふたりに魚豊先生の自画像をお渡しすると「魚豊先生と3人ですね〜!」とニコニコで撮影に臨んでくださいました。CUT10月号は、映画公開と同じ、明日9月19日(金)発売です!(阿部文香)

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