ザ・フー


ピートのソリッドなギターのカッティングを聴きながら、ロックはいつの間に負け犬の泣き事になってしまったんだろうと思った。
ピートのギターのカッティングの圧倒的な勝利感。
たとえ十代の不毛を歌っているとしても、そのコードとビートには圧倒的な勝利感がみなぎっている。
それがロックだろう?
どうあがいても勝ち目はなくても、疑う余地もなく、俺たちが勝つに決まっている。
決まっているのだ。