夕方の涼しいフジロックのグリーンステージは、極上のトロトロ時間&空間に。
そして中盤からはカオティックに攻めたかと思えば、新作のアシッド・ロックンロール路線の曲、そこからはもう怒濤のようなウィルコの世界。
オルタナの魂がアメリカン・フォーク/ロックと出会った、ウィルコという事件。
それは以降のアメリカの、世界のインディー・シーンを変えた。
その重みを感じさせる堂々のライブだった。
そして、ウィルコ以前にその元になる大革命を起こしたアーティストがいる。
ベックだ。
この後のグリーンステージはいよいよベック。
完璧な流れだ。