ブッチが始めた音の実験から産まれたガービッジは、バンド・サウンドをデジタル加工したパワフルで攻撃的な「音」自体がひとつの発明だった。その発明とシャーリーという絶妙なキャラのヴォーカリストを用いて、普遍的なブルースやポップス、UKニュー・ウェイヴを鳴らし、オルタナティヴをポップ・シーンに飛躍させた。21世紀のロックにとってサウンド・デザインがいかに重要かを証明した画期的な一枚。(井上貴子)
オルタナ世紀末の薔薇色の発明
ガービッジ『ガービッジ(20周年記念盤)(リマスター)』
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ブッチが始めた音の実験から産まれたガービッジは、バンド・サウンドをデジタル加工したパワフルで攻撃的な「音」自体がひとつの発明だった。その発明とシャーリーという絶妙なキャラのヴォーカリストを用いて、普遍的なブルースやポップス、UKニュー・ウェイヴを鳴らし、オルタナティヴをポップ・シーンに飛躍させた。21世紀のロックにとってサウンド・デザインがいかに重要かを証明した画期的な一枚。(井上貴子)