メタリカのラーズ・ウルリッヒにドラム対決への参加を呼びかけたレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスとコメディアンのウィル・フェレルに対して、ラーズは「やってやろうじゃないか」と応じているという。
チャドとウィルはお互いに容姿が似ていることからネット上のやりとりでどっちが本物のチャドか、ドラム・バトルで決着をつけようということになり、先頃、この対決がトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』で実現されることになった。
その後、二人はこの対決についてスピン誌の取材を受け、ウィルは「実はその後、ぼくたちはさらなるドラム対決の話もしてるんだよ」と明かしていた。
「それもチャドにもぼくにも薄気味悪いくらい似ている第三の男とね。第三のドラマーが実はいるんだよ。つまり、ラーズ(・ウルリッヒ)はいつも外で、チャド・スミスかぼくに間違われて機嫌を損ねてるっていうんだよね。それにもここで決着をつけようじゃないかっていう」
これにチャドは「そういうことだよ。これで口火が切られたね」と付け加えていたが、ラーズはスピン誌に次のような声明で応じている。
「俺もちょっと練習すれば、きっとチャドのことをかなり追い込んでやることができると思うんだ。でも、ウィルはどうか? こいつはちょっと次元が違うんだな。ウィルは実は『極悪ドラマー界』の支配者なんだよね。つまり、こいつはもう端からひとつ上のレベルにいて、実際、そのレベルさえ越えちゃってて、まったく太刀打ちできないかもしれないんだ! と言いつつも、俺は完全にやる気でいるよ。やってやろうじゃないか!」
チャドとウィルのドラム対決は先頃トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』で実現し、チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスとフリーとジョシュ・クリングホッファーが乱入する中、ウィルの勝利が宣言された。
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