デイヴ・グロール、QOTSAのスタジオをほろ酔いで訪れマーク・ロンソンに追い出される
2017.08.04 15:45
新作のレコーディング中、フー・ファイターズとクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジがお互いのスタジオを行き来していたことは先日お伝えした通りだが、デイヴ・グロールがクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのスタジオを追い出されたことがあったようだ。
ある日新曲“Fortress”のレコーディングがうまく行かず、ジョシュ・オムが悩んでいるところに「ほろ酔い」の状態のデイヴ・グロールがやってきたといい、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの新作『VILLAINS』のプロデューサーを務めるマーク・ロンソンがデイヴに帰るように諭したのだとか。
「NME」によると、「Qマガジン」のインタビューに答えたジョシュ・オムは“Fortress”のレコーディングに手こずっていた時期、雑談の中でデイヴから「(アルバムの中の)すべての曲がベスト・ソングになるわけじゃないから」とアドバイスをもらったという。
ジョシュはこれに続けて、「良いアドバイスだと思ったけど、俺はなんで? なんで全部の曲がベストにならないんだ?って返したよ。たぶん、あの時は俺たち両方が正しかったと思うけど」と話し、デイヴがほろ酔いでスタジオを訪れた時のことを明かした。
「俺はその時(“Fortress”のレコーディングと)闘ってたから何が起こってるか気づいてなかったんだけど、あの時はマーク・ロンソンが俺を守ってくれようとしてたみたいだね。たぶん、マークとしてはデイヴを守ることにも繋がると思ったからそうしたんだろうけど」とジョシュが話すように、マーク・ロンソンは、ジョシュがレコーディングを行っているスタジオからデイヴを帰すことで、状況を悪化させるのを防いだようだ。
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの新作『VILLAINS』は8月25日、フー・ファイターズの新作『コンクリート・アンド・ゴールド』は9月15日に世界同時リリースされる。
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