ザ・フレーミング・リップスが、初期作のリマスター盤を2作品リリースすることが明らかになった。
「Consequence Of Sound」によると、1作目の『Scratching the Door: The First Recordings of the Flaming Lips』は4月20日にリリースされるとのこと。
同作には、バンドが1991年にワーナー・ブラザーズと契約する以前、メンバーのウェイン・コインの弟のマーク・コインを含んだオリジナル・ラインナップによって録音された2本のカセット・デモ音源とセルフ・リリースしたEPからの楽曲に加え、ザ・フーやレッド・ツェッペリンのカバーなど全19曲が収録される予定だ。
また、2作目の『Seeing the Unseeable: The Complete Studio Recordings of the Flaming Lips 1986-1990』と題したCD6枚組のボックス・セットは5月25日にリリースされる。
同ボックス・セットには、バンドが1986年から1990年の期間にリリースした『Hear It Is』(1986)、『Oh My Gawd!!!…The Flaming Lips』(1987)、『Telepathic Surgery』(1989)、『In a Priest Driven Ambulance (With Silver Sunshine Stares)』(1990)の4枚のアルバムに加え、シングルのB面曲やデモなど貴重な音源を収録した2枚のCDも収められるようだ。
なお、2作品はすべて長年バンドのプロデューサーを務めてきたデイヴ・フリッドマン、メンバーのウェイン・コインとマイケル・アイヴァンスがオリジナル音源をリマスタリングしたものとなっている。