本日4月12日(金)にニュー・アルバム『ノー・ジオグラフィー』を世界同時リリースしたケミカル・ブラザーズ。
『ロッキング・オン』5月号では、リリースされた同アルバムについて、メンバーのトム・ローランズに訊いたインタビューを掲載している。
前作『ボーン・イン・ザ・エコーズ』は、発売された2015年当時にケミカル・ブラザーズが作り得た最高のアルバムだったが、同アルバムではそんな前作を超えるために何が必要だったのだろうか。
(中略)レコードは僕たちにとっては、その時に自分が感じていることだったり、その時表現したいことを記録したものなんだよね。『ボーン・イン・ザ・エコーズ』ではその時自分たちがやりたかったことをうまく表現できたと思うし、サウンド的にも曲的にも作りたかったものを何とか形にすることができた。それがみんなにも伝わって嬉しかったよ。
さらに、7月に開催される「FUJI ROCK FESTIVAL '19」ではヘッドライナーとして来日予定のケミカル・ブラザーズだが、世界各国のフェスとフジロックとの何が違うのだろうか、トムは以下のように答えた。
(中略)初めて出た時、何年だったかわからないけど(注:2000年)、もう本当にマジカルな場所だと感じた。それまではあんな山の中のフェスに出演することはなかったからね。素晴らしい日本の田舎の風景があって丘があって農場があって。イギリスのフェスを彷彿させるものがあって。
(中略)それからやっぱり観客が特別だと思う。フジロックに帰れるのが本当に楽しみだし、また出演できることをすごく光栄に思っているんだ。
インタビューではその他、アルバムの具体的な制作プロセスや、ゆるふわギャングのNENEが参加した経緯についても語られている。
作品を発表するたびに最高値を更新していくケミカル・ブラザーズの最新インタビューの全容は、『ロッキング・オン』5月号にて確認してほしい。
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