オジー・オズボーンが、最新シングル“Under the Graveyard”のミュージック・ビデオの舞台裏映像を公開した。
「Ultimate Classic Rock」によると、1979年が舞台の同ビデオは、オジーがブラック・サバスから解雇され、ドラッグや酒に溺れ依存症に苦しんだ過去の実体験が描かれているという。
オジーを演じるのは俳優ヴァル・キルマーの息子ジャック・キルマーで、オジーの妻シャロン役はジェシカ・バーデンが務めている。
今回公開された舞台裏の映像にて、オジー役を務めたジャックは「彼はブラック・サバスを解雇されたと思うんだけど、その後に弱り切ってたんじゃないかな。それで、自分の人生を諦めようとしていたと思うんだ」とコメントしている。
さらに、監督を務めたジョナス・アカーランドは同ビデオについて、以下のように語っている。
オジーは死ぬために(ミュージック・ビデオで舞台となった)ホテルにやって来たんじゃないだろうか。何も生きがいが残っていない時で、彼の人生において本当に酷い時期だったんだ。
この監督のコメントを受け、ジャックは「そんな時にオジーの人生に天使のようにシャロンが現れ、彼を生き返らせた。オジーが外出して酩酊しないようシャロンは彼の服を盗んだから、オジーは彼女の服を着るしかなかったんだ」と語っている。
なお、オジーは2020年初頭にニュー・アルバム『オーディナリー・マン』をリリース予定で、“Under the Graveyard”も同アルバムに収録されるとのこと。